2021/05/03

今後の教室開催について

教室のご案内をする時期になってまいりましたが、見合わせております。


現在、京都烏丸御池にてはじまるIDOCHAの開業の準備を手伝っているところです。

もうしばらくすると、みなさまにもホームページをご覧いただけるようになる予定です。



軽い前菜、パティシエが作るお菓子の数々を

ワイン、又はお茶とのペアリングで楽しんでいただけるお店です。

最後は、この土地で湧き出る井戸水で点てたお抹茶で締めくくります。


「設え」に拘ったお店です。

料理やお菓子だけでなく、アートや器に関心のある方に喜んでいただけるような場所にしたいとオーナーである夫。

私は今、前菜を提案しています。

夫が描いているものに近づこうと、やる気に満ち溢れたスタッフとキッチンで作業する時間は、教室の主宰とはまた違った緊張感があり、刺激となっています。


勝手ながら北浜での教室の開催は、IDOCHAの運営が落ち着いてから再開いたします。

その頃には自由に人が集うことが許され、merci mille foisのコンセプトでもある、おいしさを分かち合い、みなさんも私も共に学びが得られる時間をご一緒できることを願っています。


merci mille fois

板倉 みか

2021/04/19

みどりの朝

 

朝のバス停でお母さん友達からいただいた。

前日に摘んだそうでこの日のお天気のように爽やかなみどり。

濡れたキッチンペーパーで種類ごとに丁寧に包まれていて、やさしい気持ちまでもらった気がした。

タラの芽、コシアブラ、青こごみ。

天ぷらとお浸しで、ありがたき夕食。


こちらは実家から大量に送られてきた木の芽。

地味に葉を摘んで、西京味噌と田舎味噌、砂糖、煮切りみりん、薄口醤油をブレンダーでまわしたら、とてもおいしいみどりのピュレができた。

手間のかかるものは、おいしい。

新緑の季節を台所で感じる、そんな朝。

2021/04/10

IDO / koke / idocha

京都、烏丸御池に IDO ができました。

庭を囲むコの字型の建物。

koke 

若きシェフの作る料理はもちろんのこと、奥さまの人を惹きつけるチャーミングさや、ソムリエのやさしい雰囲気と落ち着いた声が印象的。

プレオープンの夜にグラフィックデザイナーの三木さんと建築設計の水谷さんと、ひと足早くテーブルを囲む機会があった。


内装は贅沢。

図面やパースの段階から何度も見ていたものが目の前にある。

広いキッチンの奥には薪の火が燃えて、カウンター席の目線の先にアルミをくり抜いた美しい桶があり延々と流れる水を受け止めている。

その桶と呼応するようにブナの木をくり抜いたペンダント照明が白いテーブルクロスを正確に照らしている。

50年代のアンティークのシェルフは、イタリア人建築デザイナーの作品で夫がロンドンから直接取り寄せたもの。漆喰の壁を背景に素晴らしく似合っていて見惚れてしまった。

こういう物を選ぶ眼、長けているんですねと改めて思う。

他にも書き連ねたくなる細部が多くあるけれど、あえてこのくらいで抑えて我慢。



idocha

夫の会社が直営する一言で表すなら茶寮。

内装はとっても贅沢。

今は、ソフトの面でも贅沢を感じていただけるよう試行錯誤中。

乞うご期待。



2021/04/04

新しいM邸

 

Mご夫妻の新しい住まい。

ポールケアホルムとTIZIO、自らデザインされた大きなローテーブル。

写真のアートはMさんが19歳の頃の作品らしい。


アトリエも素敵だった。


テラスの向こうには池がある。

空は明るいのに雨がザザーっと降ってきて、慌てて料理の盛られた大皿を下げて避難。


Mさんお手製のプリン。

レシピを貰ったので近く再現してみたいと思っている。

2021/03/28

When you wish upon a star

朝、登校前にピアノの練習をする二人。

曲名の通り、星に願いをするような優しい気持ち。とは真逆、度々喧嘩しながらの練習。

それは、朝のくるくると忙しい時間にイライラを追加するような醜い騒音でしかなかった。


ともあれ、発表会の日を迎え、大きなミスもなく終えた二人。
相手を思いやりながら弾くということに気付いてくれたらいいと思う。


会場の人数を減らすために、発表会は二部に分けられた今回。
長女は初めてトリを務めることになり、本番に強い彼女もさすがにプレッシャーを感じていた様子。
次女は当初、難しくて弾けそうもないと嘆いていた。姉の背中を追いかけるがんばりやさん。

子供の性格をよくつかみ、それぞれの子にあった指導をしてくださるピアノの先生に感謝している。子供たちも私も先生のことが好きで、今更ながら、いい出会いは暮らしを豊かにするものだと発表会を通じて感じている。

2021/03/27

実家、再発見

実家の裏山には竹林がある。

少し歩くとフキやゼンマイ、タラの芽が自生している。

幼い頃から春といえば筍堀りだった。

掘り起こされたばかりの筍のずっしりとした重み、湿った土の匂いが懐かしくて、今は亡き祖母の手伝いをしていた頃のなにげないシーンが思い出される。

  

庭先に大きな鍋を出して、ひと掴みの米糠と煮る。


  

冷めたら糠を洗い落として、水煮の状態で大阪に持ち帰った。

  

山椒の木もたくさん育ててある(正確には勝手に育っている)。
掌に収まるくらいの小さなパックで売られている様子に慣れてしまっているせいか、欲張ってたくさん摘んで持ち帰った。

これほどに実りの多い環境で暮らしていたこと、今になって知りはじめた。


急遽、おもい立ってのお忍び帰省。
親戚や友人に会いに行く機会は控えたからこそ、実家の良さを再発見することができた三泊四日。何より、両親の顔を見てほっとした。




2021/03/26

外遊び100%

甘夏と河内晩柑の収穫。

父が趣味を通りこして取り組んでいる みかん畑。

ここは熊本市内が一望できる。

この日は空気が澄んでいたので阿蘇の山々まで遠くに見えた。

木自体が古くなってきたから、そこに新しい品種を継木しているそう。

うまく継がれたら左側の枝は切り落として、数年後に今とは違う新しい実をつける木になるとのこと。

軽トラックに乗りたい子どもが5人 / 勝ち抜いた2人。

甥っ子は昆虫博士。

体長1cmほどの小さなカマキリのあかちゃんや、珍しいアゲハチョウもいた。

念願の秘密基地作りにも取り組む。

朝から日がかたむくまで外遊び100%

靴下の土汚れがとにかくすごい...

母校


何年ぶりだろう、私が通った小学校に来たのは。
そもそも熊本への帰省がおそらく二年ぶりくらい。
最後に小学校を見たのはいつのことだか、まったく思い出せない。


この小学校に通うには子供の足で歩いて片道1時間ほどかかる。
学校に着く手前は力坂(ちからざか)と呼ばれる、車は通ることができない1.5キロほどの山道が続く。その山道をのぼりきったところで開ける運動場、その向こうに校舎。
写真はまさにその瞬間。

感動してしまった。
今年のお花見はこれで充分と思った。

低学年の頃は平屋の木造校舎、確か廊下は100mを超えていた。
長い廊下を、先生が座るキャスター付きの椅子に乗って、押して、競争していた。
もちろん職員室前で見つからないように気をつけながら。

この校舎に建て替わったのは4年生くらいのこと。
白い壁と鮮やかな朱色の屋根、学校中が新築の匂いで、ぬか雑巾で床を拭いていた思い出がある。


あれから30年ほどが経ち、記憶の中の屋根とはすっかり違う色になっていた。
でも寂しさは無く、今はここに甥っ子や姪っ子が通っていることが素晴らしいと思えた。

小中学校の9年間、ずっと仲良しで今は東京に住む友人にこの景色をお裾分けした。
保健室前の木の根本に埋めたタイムカプセル、みんなで掘り起こす日がいつか来るかなと話したことだった。

2021/03/19

3月のKAHALA





 

2021/03/18

IDO

 

左官職人 久住有生氏。

そのお仕事をタイミングよく見学させてもらった。

美しく表面を整えた後にパラパラと小石をまく。

その後、鏝(こて)でならすと、その小石は姿を消す。

しばらく時間を置いて、半乾きの頃に藁などでこすると、再び小石が現れて土間に表情が出るそう。



今となっての後悔は、息子に小石をまいてみる?と勧められたのに、遠慮してしまったこと。

戸惑っていた彼に、やってみて!と背中を押したらよかった。

たとえ、そこにドサっと小石が偏って落ちてしまっても久住氏は笑って許してくれそうな人柄だった。

IDO

 


京都烏丸御池。
家族にとって大きなプロジェクトがまさに今、建築の佳境を迎えている。

壁と天井の漆喰の色は、白にすべきか、色を加え明るさを抑えるべきが..
ぎりぎりまで迷って決めたもの。


井戸水が出るエリアなので、庭にはその水に触れてもらえる場所がある。


2021/03/17

PAPA料理熱

 

家族の日本料理熱がこのところ熱い。

かつおと昆布、その他の調味料の消費が激しい。

そして台所を広く占領されるところが、やや不満。

しかし、なかなか美味しいので、

外食の機会が減った今、ありがたき出来事と受け止めたい。






2021/03/16

日々

 

家族の記念日。

ちょうど10年になる。

私はずっと欲しかった本を買った。



震災からも10年ということで、radiko の企画「311 VOICE Message」を知った。

期間限定で、俳優の方々が朗読してくださるもの。

耳は心に近くにあるそう、そのせいか音声で聴いていたら涙が止まらなくなった。


日々は それだけで、宝物なんだな