2015/03/28

Leçon Mars 2015

3月のレッスンにご参加のみなさま、年度末のお忙しい時期にありがとうございました。
新しい土地へお引越し間近の方、新しい環境に身を置かれる方、春は期待と不安の入り交じる季節ですね。

そんな中、来たるべき桜のシーズンに備えて
いつもよりカジュアルに、ピクニック気分でお待ちしておりました。

Cake salé printanier.

空豆や桜エビの入った春色のケイクサレ。
ミモレットがたっぷり入っていますから、お酒にもよく合います。水分のでる食材は注意が必要ですが、おいしい具材の組合わせが見つかれば私にも教えてください。

フランスの定番お惣菜のキャロット・ラペ、ビーツのサワークリームサラダを添えました。
お一人一台ずつ持ち帰りされたケイクは温め焼きして召し上がってもらえたらと思います。

Rillettes de porc.

リエットとバゲットを持ってお出かけしたら、きっと喜ばれるはずです。
Tête De Lion(ライオンの頭)と呼ばれる小さな器に詰めました。
こちらでご用意していたバゲットはすぐ近くのLa Fournéeさんのもの。焼上がりを教室のはじまりに間に合うようにと厚かましいお願いを快く聞いてくださり感謝しています。

vino:Nemorino Toscano Bianco 2013 Italia.

それにしても、このラベル..一度見たら印象的で忘れられない。カラヴァッジョが描いたBacchusをモチーフにデザインされているそうです。

Crêmet d'Anjou.

フロマージュブランを使ったレモンの香るレアチーズケーキ。イチゴのソースとハニーナッツと一緒に。

Fleurs de ce mois.

Flannel Flower.

小手毬。

2015/03/24

avant Leçon Mars


この冬は風邪ばかりひいていたので 暖かくなるのは嬉しいこと。
でも、夜明けの時間が早くなるのは すこし残念です。
これは早朝の市場からの帰り道。

3月のレッスンでは空豆をたくさん使います。鹿児島から届けて頂いたものです。

Mimoletteもたくさん使います。すりおろすと、春の色です。

2015/03/20

催花雨とアジサイ と、キャンドルと、カヌレと


絢さんの封筒の受注会へ。
テーマは「催花雨とアジサイ」

催花雨という言葉を初めて知って、この時期に降る雨が好きになりました。
注文した封筒に似合う便箋を、お届けの日までに探しておかないと。
封筒が届いてから、最初の雨の日にまずは一通お手紙を書こうと決めています。

…….
受注会のテーブルにキャンドルが灯されていて、その流れた蝋の形状に目を奪われました!
IRISさんのキャンドルです。
後日、幸運なことにご本人にもお会い出来て、二本分けて頂きました。

中之島から堂島へ。
小走りで片道五分の 橋を渡っただけの近所で、偶然の出逢いが他にも二件重なったので、嬉しくてCANELÉ du JAPON doudouでカヌレを三個買って帰りました。
「いちご」「さくら」「じゃばら」の三つ。

じゃばらの話を私に教えてくれた彼女の繋がりで、
この偶然の出逢いは構成されているのでした。

2015/03/15

墨絵のよう


久しぶりに出かけた山の住まい。

ちょうどお客様との約束もあったので、ずいぶん前から週末のお天気を気にかけて願っていたのだけど、どっぷり雨雲の中。

「松のシルエットが墨絵のようだね」
そう言っていただけると、とっても風情ありますね。

2015/03/13

brioche の時間


奈良から車で大阪に戻り、次の目的地はchef-d'œuvre.
キッチンでは、タイミング良くブリオッシュが焼き上がったところでした。

小谷さんとアレコレおしゃべり...次はモーニングに来ようねって約束しています。

春の秋篠の森


秋篠の森 なず菜。

こちらで食事をしたのは二回目で、相変わらずよく賑わっていることに感心してしまう。
ここが奈良であることを さりげなく気付かせるところや、
ここが住宅地の一角であることを すっかり忘れさせてくれるところは、きっと見える工夫と見えない工夫が随所にちりばめられているからだろうと思う。

早めに予約していたせいか、庭がよく眺められる角の席だったことも嬉しかった。
大きめのレモンが実った木と、庭の手入れをしている雰囲気ある女性の姿が気になりつつ、彼女と一緒にいつもと変わらないペースで食事と話を進める。
また数年後、少し時間を置いて訪れたいと思った。

続けていくこと。
時々、これが私たちの間で話題になる。

こちらの、秋篠の森(くるみの木)こそ そう。

数年後、庭の草木がそれぞれのペースで成長しているように、私たちも同じくそうありたいと気持ち新たな春の一日だった。

2015/03/08

東京へ。


夜遅くの新幹線で帰宅した家族のお土産が とても嬉しかった朝。
温め焼きしたスコーンを朝食にしながら聞いたお土産話しも えらく魅力的で。
私も行きたいな、東京へ。

2015/03/07

林檎から


紅玉の季節も、そろそろ終わり。
フジと並べた時の色の違いは歴然。
その深紅色が店先に並んでいるのを見つけると何か作りたい熱が出てしまいます。
2月のはじめにいただいた彼女の林檎のガトーのおいしさに影響され、私もこの一ヶ月間、林檎のお菓子をよく焼きました。

自分で菓子作りをするようになってからというもの、顔のわかるどなたかが手作りしてくれたものをいただくことはとても嬉しく、心に残ります。

おいしいお茶を淹れたいと意識するようになると、
別の場所で、
誰かが私のために大切に淹れてくれたお茶はひと口ふくんでハッとするほどおいしい。

また同じく、
豆の計量からカップに注ぐまでの過程をていねいに珈琲をいれてみると、
別の場所で、
誰かが私のために用意してくれた一杯は身体も心も落ち着かせてくれる。

その「丁寧な気持ち」に気付く。
そんなことを林檎をきっかけに思うこの頃です。

好きな型はMatferのcake droitです。
一般的なパウンド型よりも高さがあって、焼き上がりが少しだけスマート。

三月末のレッスンで焼くケイク・サレもこちらを使おうと思い、つい先日新たに買い足しました。

試し焼きついでに、ケイク・サレ、林檎のガトー、ケイク・サレ、林檎のガトー…そんな日が続いております。

2015/03/03

ひなまつり


三月三日。
私はいつもより、はりきります。

ちらし寿司、蛤のお吸い物、白酒、菱餅、雛あられ、桃の花..
菱餅の色には意味があるそうです。
緑:健康や長寿、白:清浄、赤:魔除けという説と、
緑:大地、白:雪、赤:桃という説。

日没までに なんとか間に合ったフロール。

四年前の三月三日。
長女がお腹にいることがわかりました。

そういう意味でも はりきる私なのです。

2015/03/01

Marmelo × chef-d'œuvre


“merci mille fois” の文字とお鍋のイラストを描いてくださったのは、
私が大好きな こたにさんです。

大阪 阿波座にあるこたにさんのカフェ&ギャラリーchef-d'œuvre と、
神戸 元町にあるオーガニックカフェMarmelo にて、お互いのお店の魅力を伝えあうイベントを開催されるとのこと。

マルメロ × シェドゥーヴル
3/11(WED)〜3/29(SUN)


三月最初の雨の休日。
中之島の美術館帰りに、とても立派なカリフラワーとブロッコリーをいただきました。さりげなくラッピングしてあるひと手間も嬉しくて、しばらく窓辺に飾っていました。
久しぶりに Crème Dubarry 作ります。

3月のレッスン


3月のレッスンのお知らせです。

merci mille fois ■ Leçon Mars 2015

そろそろお花見やピクニックなど、外で食事を楽しみたくなる季節です。
ポットラックとしても活躍する二品を作ります。

*「春野菜のケイク・サレ」
  ご試食とは別に、
  16cmのパウンド型で焼いたものをお持ち帰りしていただきます。

*「豚肉のリエット」
  豚の肩肉をゆっくりと煮て、バゲットなどに塗って頂くおつまみ、前菜です。

・デザート:イチゴを使ったお菓子
・ワイン または ソフトドリンク
・食後のお茶

*印を実習で作ります。
デザート、ワイン、ソフトドリンク、お茶をご用意しております。

■レッスン日
3/25(水)
3/26(木)
3/27(金)
3/28(土)

■時間
10:30~14:30
※終了の時間は多少前後いたします。

■場所
大阪市北区中之島

■レッスン人数
3~4名さま

■受講費
7,000円

■お申込み
初めてご参加の方は、メール(atelier@merci1000.com)にてお申し込みください。
・お名前(フルネーム)
・ご住所
・お電話番号
・メールアドレス
・ご希望のレッスン日(複数あげて頂きますと大変助かります)
・ご紹介の方(いらっしゃれば)
以上の項目をお知らせくださいませ。

メール受信後、レッスン日、詳しい教室へのアクセス、
その他連絡事項等をこちらから返信させて頂きます。

通常 メールをいただきましたら、2日以内に返信いたしますが、
万一、2日以上経過しても返信がない場合は、再度ご連絡をいただけますと助かります。

■お支払い
初めてご参加の方は、お申込後に受講費のお振込をお願いいたします。

■キャンセルについて
材料手配の都合上、レッスン日の一週間前までにお知らせ下さい。
6日前〜前日までは受講費の半額を、
当日は受講費の全額をお納めいただくようお願い申し上げます。

その他ご不明な点がございましたら、遠慮なくお問合わせくださいませ。
ご参加をお待ちいたしております。

merci mille fois
板倉みか