秋篠の森 なず菜。 こちらで食事をしたのは二回目で、相変わらずよく賑わっていることに感心してしまう。 ここが奈良であることを さりげなく気付かせるところや、 ここが住宅地の一角であることを すっかり忘れさせてくれるところは、きっと見える工夫と見えない工夫が随所にちりばめられているからだろうと思う。 |
早めに予約していたせいか、庭がよく眺められる角の席だったことも嬉しかった。 大きめのレモンが実った木と、庭の手入れをしている雰囲気ある女性の姿が気になりつつ、彼女と一緒にいつもと変わらないペースで食事と話を進める。 また数年後、少し時間を置いて訪れたいと思った。 |
続けていくこと。 時々、これが私たちの間で話題になる。 こちらの、秋篠の森(くるみの木)こそ そう。 数年後、庭の草木がそれぞれのペースで成長しているように、私たちも同じくそうありたいと気持ち新たな春の一日だった。 |