2019/12/31

家族忘年会


家族での今年最後の外食はイタリアンのレストランだった。
デザートまでしっかり食べた夜だった。


大晦日の夜は、自宅でおいしいワインをいただいた。
紅白歌合戦にチャンネルを合わせてみたものの、いまひとつ出演の方々を知らなくて、ついていけなくて、私のお気に入りLIVEのDVDを観ることになった。
それが思いのほか、盛り上がった。はなやかさには欠けるけれど、いい夜だったと思う。

2019/12/29

住まい手の募集


2019年6月まで過ごした私たちの住まいが、
メンテナスを終えて新たなオーナーを探しています。

2019/12/26

年末の出来事


クリスマスの前に息子が珍しく体調が悪く、その対応に追われた。
その後、次女、長女、夫と次々にダウン。

私だけ平気だった。


予定していたクリスマス会が二件、忘年会が一件控えていたので、この時期体調を壊している場合では無い。

12月は31日終りではなく、45日くらいまで欲しい。

時間が一層大切に思える年末に、会いたい人たちと食卓を囲む機会があること。
それを家族みんなで楽しめるようになってきたこと。
素晴らしきかな。


写真はまいちゃんと愛用のメガネ交換をする我が家のおじいくん。

2019/12/18

Leçon Décembre 2019


12月のレッスンにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

新しい場所で、いつもの皆さまとお会いできた事は感謝すべきこと。
開催を終えてほっとしている今、尚更強く思います。

写真は greenmons* shihoさんにお願いしたリースです。

Salade / Sauce vinaigrette au Gorgonzola dolce.

ゴルゴンゾーラドルチェを使ったドレッシングで、季節野菜のサラダを。今回のレッスンにご参加の方みなさんの中でお二人、ゴルゴンゾーラを苦手としている方がいらっしゃいましたが、お二人とも味見で◎とお返事をいただきました。

濃厚で、ゴルゴンゾーラ特有の塩けも生かされ、温野菜やフルーツにもよく合います。更にパンチの効いたものをお望みなら、ゴルゴンゾーラピカンテでもお試しください。


こちらの写真はえりこさんに撮っていただいたもの

Gratin de chou-fleur.

カリフラワーでグラタンを作りました。
と、言うとグラタンの具材の一つとしてカリフラワーが多めに入っていると想像しておられた方が大半だったと思います。しかし今回はベシャメルソース(ホワイトソース)の代わりにカリフラワーのピュレを玉ねぎの力を借りておいしく作りました。ちょっと繊細な、そしてヘルシーなホワイトソースです。
この一皿は、試作の段階からレシピとしてまとめるまで、すんなりといかなかった分類に入るもの。そんな個人的な思い入れがあるせいか、みなさんのおいしい!の声がとっても嬉しかったです。ご自宅で再現なさる時は、仕上げにかけるチーズ選びもご参考になさってください。

Roast beef.

黒毛和牛のモモ肉でローストビーフを作りました。
ソースで食べるのではなく、大人の薬味でいただくことをご紹介しました。色々な薬味を楽しみたいから、お肉は薄く薄く切りたい。その理由から今回は前日に焼いて、冷蔵庫内で一晩待機していたものを使いました。

人気は、擦りおろしたばかりの本わさび+米粉と塩で作られた淡雪塩+手作りのにんにくチップだったようです。
その他に辛味大根+醤油、クレソン・パクチー+柚子胡椒、大根おろし+ポン酢+あさつきなどを用意しました。豆皿がたくさんあるといいですね。

私自身の一番のおすすめはこちら。
小さく丁寧に切られたあさつきと、紅芯大根おろしとポン酢のあっさりした組合せはそれまで食べた数枚がリセットされるようで、ついもう一枚、と手が伸びてしまいます。

Gâteau au fromage soufflé.


デザートは見た目の通りシンプルなスフレチーズケーキ。

バニラビーンズをしっかり入れて、香りがよく効くように。粉は極力少なめの軽いチーズケーキです。

こちらの写真はまいちゃんに撮っていただいたもの
ワンホールくらい食べてしまいそうとの感想も残してくれました

ワインは、南アフリカのリースリング。

ノンアルコールのドリンクは国産レモン、柚子、すだちを父の蜂蜜に漬けて炭酸で割りに。


こちらの写真もえりこさんに撮っていただいたもの

小さなお土産は Kipferl(キプフェル)にしました。オーストリアの焼菓子で、三日月という意味なのだそうです。

12月という、いつもより自然と早歩きで、なぜか常に心が踊るこの季節が大好きです。
本当はとてもビクビクと身構えていた教室の再開でしたが、皆さまとキッチンを、ダイニングテーブルを囲み、緊張がほぐれていくにつれて今回が新たな出発だと感じました。
これからもまだ数年はゆるゆるとしたペースになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。次回は春に!と考えております。

merci mille fois
板倉 みか

2019/12/15

年末恒例の□□□


年末の恒例行事になりつつある mogu cameraさんでの写真。
□Hasselbladで撮っていただく機会など、こちら以外でまず無い。

次女の着付けとヘアセットは真澄ちゃんにお願いした。
私はなんとか自分で江戸小紋を着た。お着付けの教室で、私の「制服」と化している一枚。

写真に撮ってもらい振り返ると、まだまだ未熟な部分が至る所に見つかって反省。来年も着る機会を増やし、慣れていきたいとやる気だけはある。

でも、礼装はやっぱりお任せしたいと言うのが本音。

2019/12/11

雨なら洋服で


法善寺横丁へ。
雨が降ったら洋服にしようと(いや、雨が降ったならいいなと)思っていたけれど、こうして取り敢えず出掛けてしまえばやはり費やした数時間は無駄じゃなかったと思う。
料理店の主人が褒めてくださると、また着物で伺いますと口にしてしまいそうになる。

2019/12/08

もみじ狩り


11月の最後の週末。
秋の京都を楽しむためにせっかくだから泊まろうと、半年以上前から俵屋さんの「暁翠」というお部屋を予約していた。

普段と変わらない早い時間に朝食を済ませ、東福寺へ。
曇り空だった為、一面のもみじはイメージしていた程の感動はなく、ただただ人の多さに驚き寒くて凍えていた。人の流れにのって前進するのみで、ゆっくりと眺めることや、写真を撮るために立ち止まるなんてご法度。そんな気をつかう雰囲気だったのが残念。

次に南禅寺へ向かった。
ちょうど日が差しはじめ、とてもうつくしかった。海の色、山の色、紅葉の色だってやはりお日さまがあるのと無いのでは全然違う。それに背中に日を受けるだけでなんとも心地良いあたたかさ。

南禅寺 水路閣近くにある南禅寺庭園が良かった。こちらの紅葉は既に終わりを迎えつつあったけれど、池の周りを回遊できる少しこじんまりとしたお庭はベストシーズンを調べてまた来ようと思っている。

すっかり、甘いカフェモカが美味しい季節。

2019/12/01

紅葉の絨毯


紅葉を求めて京都へ出かけました。
観光客の混雑ぶりには驚いたけれど、一番の人出の時期の紅葉狩りがこんなにも美しいとはつゆ知らず。
また後日改めて写真をまとめたいと思っています。

12月の教室は今週水曜日から。
ご参加の皆さまには詳しいご案内をお送りしたところです。
新しい場所でお会いできますのを楽しみにしております。

merci mille fois
板倉 みか

2019/11/21

6歳の誕生日


次女、6歳になる。
クリスマス発表会の嬉しいニュースを持って降園してきた。


同日、ほろ苦い思い出の写真が郵便受けに届いていた。
汚れた白い靴下の裏がはっきりとわかる、いい写真。
右の二枚はクラス対抗リレーでバトンの受け渡ししているところ、いい表情。

2019/11/20

2019/11/13

はちみつレモン


さよこさんから頂いた香川の青レモン

   + 
実家の父が収穫した蜂蜜

12月の教室でお出ししてみようかと思っている。

今季の太秋柿は、これで最後。

子供が成長するに従って、親も歳を重ねていく。
当然その親の親も同じくで、身体が今までみたいにいかなくなったり...。
そんな変化を感じたからこそ、ありがたみも加わってみんなでおいしく食べた。
また来年も変わらずこの果物が届けられますように。

2019/11/10

ピアノ発表会


次女にとっては初めてのピアノの発表会。
連弾は長女と。発表会前の一週間でなんとか人前で弾けるようになってきた。

Aura Lee / George R. Poulton


長女は緊張もしないし、誰に似たのか本番に強いから不思議。
とても美しい曲で、これからも時々弾いてほしい。

Aeolian Harp / William L. Gillock

2019/11/04

栗きんとん比べ


左は、中津川「すや」の栗きんとん。
右は、私なりの手製栗きんとん。

まるまるし過ぎ、垢抜けないかたちだけれど、愛情は深い。 器は、えりこさんとゆみさんから頂いた作家さんのもの。
来秋はお茶を点てていただく予定。
とても嬉しいお知らせが聞けて、気分高揚の昼下がりだった。

2019/11/01

8歳の長女


長女、8歳になる。

リクエストは大きな大きなモンブランとのことで、Φ18cm.
栗を蒸して、裏ごしして、甘みを足してクリームにしている。

私が18歳で実家を離れたように、もし彼女もそんな進学、選択をするなら、あと10年余りしか一緒にいれない。
そう思うと、手を止めて、もっと話に耳を傾けて、小さな幸せも見落とさないように共に味わっていきたい。

心を育てていること、忘れがちな自分を大反省。

12月のレッスン


12月のレッスンのお知らせです。

merci mille fois ■ Leçon Décembre 2019

*「カリフラワーのグラタン」

*「季節野菜のサラダ ゴルゴンゾーラのソース」

*「ローストビーフ」
2013年春のレッスンでもお作りしたことのあるローストビーフ。
今回は三種類の食べ方でご紹介したいと思います。

・デザート:スフレチーズケーキ
・ワイン 又は ソフトドリンク
・食後のお茶

*印を実習とデモンストレーションを交えて作ります。
デザート、ワイン、ソフトドリンク、お茶をご用意しております。

■レッスン日
12/4(水)
12/5(木)
12/6(金)

■時間
9:50-14:00
※終了の時間は多少前後いたします。

■場所
大阪市中央区北浜

■レッスン人数
5〜6名さま

■受講費
8,000円

■お申込み
現在、勝手ながら、はじめてのご参加の方は承っておりません。

メール(atelier@merci1000.com)にてお申し込みください。
ご希望のレッスン日(複数あげて頂きますと大変助かります)と、
教室からのメールを受信できるメールアドレスをお知らせください。

レッスン日のご返答を2日以内に返信いたします。

後日、詳しい教室へのアクセス、連絡事項等をメールにてお知らせいたします。

■キャンセルについて
キャンセルはご遠慮ください。
材料手配の都合上、6日前〜前日までは受講費の半額を、
当日は受講費の全額をお納めいただくようお願い申し上げます。

その他ご不明な点がございましたら、遠慮なくお問合わせくださいませ。

merci mille fois
板倉みか

2019/10/24

kyoto kew maii


雨の京都。
金木犀の花が至るところで散っていた。
雨のせいか、漂う甘い香りがいつもより強く感じたのは気のせいだろうか。

龍安寺の近く kew というお店を目指した。
初めて訪れたエリア。三十年ほど前から時が止まったままのような通りにその小さなお店はあった。夜は街灯もなく真っ暗で怖いのだと雰囲気のある店主ご夫妻が話してくれた。

カスタードクリームの入ったドーナツが有名とのことだけど、チーズケーキを選んだ。
12月の merci mille fois でも食後のデザートにチーズケーキを考えているので、勉強も兼ねての選択。

予想より大きなチーズケーキは噂通りの美味しさで、大粒のマスカットの存在も◎
欲を言えばミルクティーがしっかり熱かったなら大満足と思った。



まいちゃんと ゆっくり時間をとって出掛けるのはとても久しぶりで、私はこの日に着ようと決めていた秋色のブラウスがある。
そのブラウスは二十歳前後、当時としては奮発して購入した一枚。
南堀江にあったミュゼというカフェのテラス席で彼女に誕生日のお祝いをしてもらった時にも着ていたもの。
その時の写真が気に入っていたせいか、印象に強く残っている。
引越しを機に衣類を整理していたら、丁寧にしまっていたこのブラウスを見つけ、この秋に着ようとハンガーにかけていたのだ。

あの頃は時間がたくさんあった。
京都や神戸に一日かけてよく出掛けていたし、夜にランニングまでご一緒していた。

今回の遠出は、あれこれ二人の都合を合わせていたら実際の誕生日からひと季節ずれ込んでしまった。
およそ20年が経ち環境はもちろん、持て余す時間、会話の内容、関心事も変わったし、お互いにずいぶんと涙もろくなり、ついでにシワやシミも気になる事実。

元気で、幸せでいて欲しいと願う思いの強さは、もはや身内の領域に入りはじめている。

今回は冷たい雨を理由に写真はほとんど撮らなかった。
次は爽やかな青空の下、並んでカメラの前に立つ私たちをイメージしている。

2019/10/18

10月のKAHALA


白米と玄米が1:1のリゾット。
口の中でプチプチと玄米を噛みしめる。その食感が好きだった。

以前にもいただいたことがあるトリュフの蕎麦。
しかしトリュフがザク切りという斬新で贅沢なものに進化していた!

からすみのご飯、お米はカハラさんの田んぼで今期収穫されたばかりの新米。
忍ばせてある海苔の存在が絶妙だった。
乾燥のヒジキのような形をした海苔、どこで手に入るのだろう...
未だに尋ねたらよかったと後悔している。

定番のブラマンジェには栗と白小豆。
アカシヤの蜂蜜のカラメルは失敗と紙一重なくらいの苦さ。

2019/10/14

運動会 2019


かけっこが得意な次女にとって幼稚園最後の運動会。

去年と同様に彼女は一番のアウトコースでスタートするよう決められていたので、
スタートが肝心!
インコースを自分の脚で勝ち取る!と、
週末はこそっと練習、ちょっとした散歩でも全速力を積み重ね本番に臨んだ。

けれど、ちょっぴりフライング気味でスタートしたお隣の走者を追い越した瞬間に靴のかかとを踏まれたようで、まさかの靴が吹っ飛ぶ悲劇。

私にはその一瞬、周りの歓声が無音になり、靴はスローモーションで飛んでいるように見えた。 片足は靴下のままでゴールに向かった姿に涙が出た。

子供のかけっこごときに一喜一憂するのもおかしな話だとわかっているけれど、ほろ苦い出来事。あと5メートル、ゴールが遠かったなら最終追い抜けたのに..とさえ思ってしまう。

けして器用とはいえないタイプの次女にとって、陰ながら頑張ってかけっこで一等賞が取れた!というのは、とてもわかりやすい成功体験。物心がつきはじめた今、是非その体験をして欲しかったから。

その後はクラス対抗リレー。
同じクラスのお友達が「うめ組にはあーちゃんがいるから勝つもんね!」と、次女の知らないところで自信たっぷりに他のクラスの子に自慢しているのを偶然耳にして、親ばかながら大変大変嬉しかった。その言葉通り、彼女らしい走りを見せてくれて、幸運にも一人追い抜いてから次の走者にバトンを繋いだ。

鼓笛隊は緊張の様子でにこりともしなかった。
というより今思えば、かけっことリレーで心までも消耗して、脱力していたのかもしれない。

お弁当は天候不順のため、帰宅してからみんなで。
描いた通りにはならなかったけれど、私たち家族の思い出深い一日になったことは確か。