12月のレッスンにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
photo: Eriko-san
小さな前菜を三品用意しました。
まずは百合根の冷製スープ。
百合根のまったりとした舌触りを感じるスープ、爽やかなミニトマトのピュレと合わせて二層にしました。
吉田牧場のカチョカヴァッロ。
二つのコツさえ押さえたら、必ず美味しく喜ばれる一品です。
是非、熱々を!
もう一品は白和え。今回は果物を使いましたが、もちろんお野菜にもよく合います。
温野菜をバーニャカウダがベースとなった温かいソースと共にいただくサラダ。
切り揃えた季節の野菜の上に、ふわっとベビーリーフ。
その上から温かい、いや、あっついソースを注ぎかけました。
そして今回の一番のテーマ「豚肉の火入れ」
淡白になりがちなロース肉を、分厚い鍋の中で蒸し焼きにする調理法をご紹介しました。
背脂の面はカリッと香ばしく、身の部分はストウブのココットでじんわり火を入れて明るいピンク色を目指しました。
レッスンでは金華豚を用い、根菜を中心とした野菜を付け合わせに、バルサミコ酢とjusのソースを添えております。
過去に何度も紹介していますが、今のところこちらが現時点で私なりのベストです⭐︎
実家の裏山に落ちた山栗、それを渋皮煮に。
裏ごしを二回経て、甘さとバターのバランスを考えてクリームに。
「デザートも出来立てが美味しい」
そのことも是非お伝えしたくて、敢えてその場で生クリームを泡立て、それぞれのパーツを組み立て、自慢のクリームを絞ってみました。
つい、しつこく熱く語ってしまいましたが...
そんな一皿をとても美人に撮ってくださったえりこさん、ありがとうございます。
ノンアルコールのブドウジュースはメルロ品種です。
ゆず蜂蜜は自家製、炭酸で割ってご用意しました。
詳しくはまた別の記事でご紹介します。
お土産の焼き菓子は、シンプルなサブレ。
モンブランの一番下にはこのサブレ生地を薄目に焼いたものを使っていました。
バターの香りが飛んでしまわないうちに召し上がってくださいね。
今回は新しい試みで、デモンストレーションを中心にした内容での開催となりました。
慌ただしくしている私を見兼ねて助けてくださった方々、ありがとうございました。
写真を撮る余裕もあまりなく、ご参加の方から共有していただいたものを大変ありがたく振り返っています。
また少し先になりますが、こちらで皆さまとご一緒できます日を楽しみにしております。
どうぞ心も身体もお元気で冬をお過ごしになりますように。
ありがとうございました。
merci mille fois
板倉 みか