我ながら自慢のスコーン。
スコーンはじめ、焼き菓子のもそもそする感じ、口の中の水分を全部持ってかれる感じが好きだというお友達の訪問に備えて焼いた。
一緒に連れてきてくれた小さな赤ちゃん(実際には月齢のわりに8kgというしっかりした重量感)を何度も抱っこさせてもらって、嬉しかった。いい匂いがしたし、ふわっと笑う感じに口元がゆるんで危うくよだれが出そうになった。
風が冷たくなってきたからおでん。
一晩であっさりと完売したのは嬉しくもあり、複雑。
翌日のお昼、さらによく染みてから一人でもう一度楽しもうと思っていた計画だったのに。
我が家はもう、二つの大きな鍋を一晩で食べ尽くすように成長しているのだと思い知った。
マーケットに行って両肩、両腕に食材の入ったバッグをふらふらしながら持ち帰って、パンパンにしたはずの冷蔵庫。それがスカスカになるのが確実に早くなっている。
台所で、「今シーズン初」の食材を触ったり、料理を作り、味見して、
月日の流れや、巡る季節を感じている自分がいる。
何事も健康の上に成り立っているのだろう。