2015/10/25

mm_tabi @長崎


冨士男という喫茶店でカフェオーレをいただいて、お土産にカステラを買おうと岩永梅寿軒を目指す。
しかし、既に本日分は完売で、ご予約分のお渡しは来年の2月3日以降とのこと...

そんな貴重なものだと知ると、余計に食べてみたいなぁ..と、ぶつぶつ話す私たち。
気をとり直して十三夜のお月見団子を選んでいたら、お店の方がタッパーに入った試食用のカステラを出してくださった。
お代わりもどうぞといった雰囲気で もうひとタッパー。

実際とてもおいしかったのだけど、このシチュエーションが余計においしくさせる気がしたのだった。

夕暮れ前の眼鏡橋。

眼鏡橋を撮影中の 眼鏡さん。

大阪に戻ったら絵葉書が届いていた。
今回の帰省がいつもより特別な出来事になったのは、間違いなく彼女のおかげ。
いつか Giverny へ。
そんな願いを込めた Claude Monet の一枚。

1∞ ミナカケル 続き


TEXTILE

そうタイトルのつけられた空間で見つけた私のお気に入り その1。

お気に入り その2。

きっと写真を撮った瞬間 こんな気分だったのだろう。
明日もう一度見たら、また別のものに惹かれるのかもしれない。
いずれにしても、ワクワクした気持ちをかきたてられるテキスタイルの空間。

LIVING

ソファやベンチが置かれ、音楽が流れ、どうぞおくつろぎくださいとの空間。
天井にも 見憶えのある minä perhonen.

壁面には皆川さんの言葉「レター」がずらりと並んでいた。
その眺めを前に 彼女はどう感じたのだろう..

20年間の歩み。

私たちはこの年に出会い、 minä perhonenのことは このあたりで知ったよねと
年表を前に当時を振り返ったのだった。

1∞ ミナカケル


長崎に来るきっかけを作った展覧会。

1∞ ミナカケル
ミナペルホネンの 今までとこれから

長崎県美術館

ブラウスを一枚、ワンピースを二着、ニットを一枚、レギンスを一足。
以上、私が持っている minä perhonen.

子供服も大変かわいい◎
かわいさのあまり、サイズアウトしないで欲しいと切に願ったりする。

刺繍が素敵、生地も素敵。
色合いも..ため息がでること しばしば。

テキスタイルや洋服が出来上がるまでの過程を眺めているうちに
ますますデザイナーである皆川明さんの感性に引き込まれてしまう。
今思えば、この後に行った ザ・観光名所を訪れたりせず、
この展覧会をもう一周したら良かったと..

思わず立ち止まってしまう皆川さんの言葉。
彼女と同じ言葉に立ち止まり、静かにもう一度読み返した。

Twenty Six Martyrs Memorial St. Philip Church


帰省中に 長崎に行きました。
熊本から長崎までバスで三時間強。
有明海を反時計回りにぐるりと半周するので、地図で見るより時間がかかります。

同じく帰省中の彼女と駅前で待ち合わせ。
到着するなり、「なんだか素敵っぽいのよ..」と連れて行ってくれた場所。
Gaudí を思わせる塔が印象的。

長崎は坂の多い街。

絵になる彼女は 教会を訪ねるのに ふさわしい装いで。

長崎は教会の多い街。

2015/10/23

秋の帰省


座席指定の決まりごと。

熊本行きの飛行機は進行方向に向かって右側のシートがおすすめです。
機内サーヴィスが終わって、飛行機が高度を下げはじめる頃に、
ちょうど阿蘇の外輪山が眺められます。

お知らせまで。

2015/10/22

10月の食欲と刺激


私の中で、ベストハンバーグ賞受賞!

まさかの1時間20分待ち、でも それはおしゃべりの時間にちょうど良くて◎
お箸をはねかえすような あの絶妙の弾力に ハッとして◎◎

北新地 福多亭。

初めてのカオマンガイ。
隣に住む彼女と最近の子育て悩みが重なっている。
会話に夢中になっていたら、お皿の上は冷たくなってしまった。
最初に口にした鶏の唐揚げのサクサク加減はよく覚えている。

堂島 aroi khao man gai.

いつも顔をあわせている家族でもゆっくり話をする時間は案外なかったりする。
こうして外で大人だけ思う存分話すことだって、
日常を一度リセットするような有意義な時間になり得る。
話題の大半は子供のことだったりするし、
早く帰ってあげないとと後半は急ピッチでご馳走を口に運ぶことも多々あるけれど、
こういう機会は家庭内平和には重要なのだと再確認。

おうちレストラン とは、このこと。
まずは、前菜から...海老と野菜のテリーヌ。
具材の火通りがどれもちょうど美味しいところ。

こだわりの新しいお住まいで、デザートまで手作りの料理をご馳走になる幸せ。
三人の男の子の母であり、手に職を持ち、きっと1日が24時間では足りないはずなのに、
こうしてお招きしてくださったことが嬉しかった。
えりこさんは 私に刺激をくれる人々のひとり。

2015/10/19

Leçon Octobre 2015

10月のレッスンにご参加のみなさま、ありがとうございました。

どの日もいいお天気で、暑いくらい...
オーブンを稼動させたり、長時間コトコト煮込むような料理ではなくて良かったと、
内容を振り返っております。

Risoni con Parmigiano-Reggiano al vino rosso,
Funghi trifolati,
Vinaigrette di cipolle.

リゾーニはおつまみサイズで作りました。赤ワインを白ワインに、又はだし汁にかえてもおすすめです。
キノコのソテーには仕上げにホワイトバルサミコ酢と秋の要素を追加しました。栗とクルミ、ふわっとした甘さと食感のアクセントを。
ソース・ヴィネグレットのアレンジで作ったタマネギのヴィネグレット。私は当日より、翌日の少しマイルドになったものが好きです。

Fricassea di pollo e olive verdi.

この一皿は1年ほど前から レシピをあたためていた料理です。あるイタリア料理店で食べた鶏肉の料理が美味しくて、ちょうど同じ頃いつもレッスンに参加していただいている方から「鶏肉の煮込み、なにかおすすめは..?」という一言をもらって、時々思い出しては試しに作っていました。
とろっとした感じと、ほどよい酸味。是非、作っていただけたらと思っています。

vino:Chardonnay Ca Lunga Cantina Fratelli Giacosa 2013 Italia.

ピエモンテのランゲ丘陵で造られるシャルドネです。

Mont-Blanc aux marrons.

100パーセント和栗で、和三盆の入った砂糖で作ったモンブラン。
甘さを控えめにして、でも大きなボリュームで作りました。


そろそろ、バターの多いお菓子も食べたくなる季節だと思い、
栗入りのフィナンシェをおまけに。

Fleurs de ce mois.

Lilium

Solidaster,Cranberry

中之島での教室の開催は久しぶりでした。
初めましての方もいらして、私にとっては緊張と刺激の時間でした。

これからハロウィン、クリスマスと年末に向けて行事も多く、外に出かけたくなる過ごしやすい季節です。またお元気な顔にお会いして、秋の思い出話しを交換できる日を楽しみにしています。

そう、今月末に赤ちゃんが産まれる予定の方もいらっしゃいました。
お月さまを眺めては、そろそろかなぁと...

2015/10/13

秋の東京 甘いもの編


歩きやすい新しい靴と、
数ヶ月前に失くして不便をしている小銭入れが欲しいと思っているこの頃。

東京でいいお買い物ができたらと期待していたけれど、
結局のところ持ち帰ったのは甘いものがほとんどだった。


初めて出かけた尾山台の AU BON VIEUX TEMPS.
想像以上に素敵な洋菓子店、近くにあったらどれほど幸せか。

ずっしり重いとはいえ、ちょっと高価だねと言いながら持ち帰った eatrip の granola.
アーモンド、くるみ、ピーカンナッツがふんだんに入っていて、今まで食べたグラノーラの中で一番好きになった。お店の方からいただいた酢橘も大切に連れて帰った。

以前から気に入っている PLAIN BAKERYのクッキー。
ALL SPICEとVANILLAを。噛みしめるとガリッと岩塩に当たるのが嬉しい。

そして、銀座ウエストのサブレはまいちゃんから。
「最近はどこもパッケージ戦争...」という言葉が耳から離れない。
このサブレの包装はなんて上品なんだろう。長くリボンをほどけずにいた。

そろそろ チョコレートに手が伸びる季節。
11種類のチョコレートがインデックス付きできちんと並べられていて、「ライブラリー」と名前がつけられている。
手を伸ばすものの、減っていくのが名残惜しくて毎回躊躇してしまう。

2015/10/12

秋の東京 その3


よく晴れた最終日は、朝食をしっかり食べて 東京都庭園美術館へ。

シンプルな外観、内装はアールデコ。

レジャーシートを広げのんびりされている方も見かける芝生の美しい美術館でした。

新館へ。

・ ・ ● ● ♥ ♥

子供付きで美術館に出かけると、時々必要以上に会場の監視の方に警戒されることがあります。
もちろん大きな声のおしゃべりや、走りまわったり、展示品に触れるなんていけないことと承知していますが、子供特有のふわっとした動き(?)にまで過敏に警戒されると、保護者としては周囲に気をつかって鑑賞どころではなくそそくさと撤収さぜるを得ません。
もう少し寛大に見守ってもらえたらありがたいのにと...これも私のひとりごと。
色々な立場の方がおられるので仕方が無いのかもしれません。

あ、ここにも。

2015/10/11

秋の東京 その2


初日に泊まったホテルをチェックアウトして、そのまま友人に会いに出かけました。

慣れない駅での乗り換え、私ひとりで 3歳と1歳とバギーを伴っての移動に ひどく疲れて二日目のホテルに到着した夕方。

もう予約していたレストランはキャンセルして部屋でルームサービスにおうどんでもお願いして眠ろうと心に決めていたけれど、この眺めになぐさめられたのでした。

2015/10/10

秋の東京へ


家族の用事にくっついて、三連休は東京へ。

「OSCAR NIEMEYER展」東京都現代美術館

ニテロイ現代美術館/Niteroi Contemporary Art Museum も
いつか訪れてみたいものです。

でもブラジルかぁ、いく機会そうそう無いよねぇ..と、ひとりごと。

限られた数日間の滞在で、どのお店を選ぶか。
東京には選択肢が多くて困ります。
料理も空間も大切だけど、でもやっぱり人なんだなぁ..
そんなことを再確認しながらお店を後にしました。

2015/10/01

ちいさい秋


9月の後半からはじまった栗のお世話もそろそろひと段落です。

ホクホクとした香りの漂う蒸し栗の鍋と蓋の隙間からもれる湯気を眺めているだけで、なんとも平和な気持ちになりました。

日常の中でいちいち立ち止まり、ちいさい秋を見つけようとしている自分がいます。


10月の merci mille fois は来週から。

ご参加のみなさまとこの季節を感じながら、心地良い時間が過ごせるように。
そんなことをイメージしながら、気合いの入る月の初めです。