2017/02/25

裂け目美人、窓辺の美人


中央のケイク、裂け目にうっとり。

バターをたくさん使うこのケイク。
バターの柔らかさの状態は温度によって左右されますが、私の台所にとってみると今の季節の室温が一番扱いやすい◎
タイミングよくご依頼いただいて、お気に入りのものを二種類焼きました。

お花の仕事をされている しほさんから頂いた muscari.
よく露地で見かけるものは青や紫のものが多いけれど、こちらは珍しい白。
窓辺で気持ちよさそうに上品に背を伸ばしています。

2017/02/17

6 month


生後6ヶ月を迎え、今日から食べることを練習し始めました。

このところ、よだれかけを一日に何回も替え、私たちの食事をじぃっと眺めていることが多々ありました。それは彼にとってイメージトレーニングの時間だったのかもしれません。

初日にして、用意した大さじ1程のゆるーいお粥は完食。
お代わりあるならもらうけど..といった雰囲気の中、ごちそうさま。

長女の時は、生後6ヶ月の時点で教室を再開し、彼女は離乳食をほとんど食べない、哺乳瓶も拒否。よくあの時期を乗り越えたものだと、いまでも不思議でなりません。


私に残された育休期間もあと半年。
広い視野を持って再開の用意をしていこうと、おもい改める日となりました。

また、弟の誕生から我慢することも叱られることも増えてしまった姉二人にもしっかりと感謝の気持ちを伝えるべき日。二人の好きなおやつを焼きました。

2017/02/16

2月の甘いもの


近頃、よくテーブルに並ぶもの。

チョコレート菓子、金柑、いちご。

こちらは、ヴァローナ社の3種類のチョコレートをブレンドして作ったテリーヌショコラ。

ハイカロリーにつき、あえて小さなサイズで焼く。

ちなみに子供たちはまだ誰もチョコレートデビューしていないため、大人だけの楽しみ。

粉ものだって、捨てがたい。

そして、時にはこんな身体に優しいデザートも。

金柑と八朔、柚子のゼリー。

母から譲り受けた懐かしの型で。

2017/02/09

はじめの ひと皿


カハラ はじめのひと皿。

店主が40年前に買い求めたという ROYAL COPENHAGEN のシュガーボウル。
その中には贅沢な食材の詰まったロワイヤル。

長く付き合う道具、器。
佇まいが違うといいますか、オーラを感じるといいますか。
かなりの空腹で迎えた食事でしたが、しばらく蓋を手に取らずに眺めておりました。
このところ冷めていた器熱がよみがえりそう..そんな気がした夜でした。

2017/02/07

節分が終わったら


2月3日の節分が終わったら、雛人形をお箱から出すのが恒例です。

小さい頃は日本人形が苦手で、夜にトイレに行くのに雛壇の置かれた日本間の前を通過しなくてはならなかったのが恐怖。兄と手を取り合って小走りしておりました。きっと同じ気持ちを抱いていた方、多いのではないでしょうか..

そんな思い出から、美人すぎないお雛様にしてほしいと贈り主である両親にお願いしたことです。

長女が生まれたお祝いでいただいたお内裏様とお雛様。
次女が生まれたお祝いでいただいた三人官女。
五人囃子を追加する為にも女児の誕生を願っていた姉妹でしたが...願いは叶わず。

今年からは一緒に飾る手伝いをしてもらいました。と、言っても住宅事情を考慮した小さなお人形。さっと終えてしまうのです。

毎年、飾り終えてから横に座って写真を一枚。
長女はもうすっかりお姉さんの表情、感慨深いものです。

まだ家の中をうろうろしている鬼。

「泣く子はおらぬか、喰っちまうぞぉー!」と陽気に歌う次女もこの春から幼稚園です。