SNSの企画『私の好きな料理本リレー』のバトンを、憧れのお姉さんの一人である野菜ソムリエのゆかさんから受け取った。
merci mille foisの教室で、ゆかさんに会ったことがある方々が持つ共通の印象は姿勢がピンッとしていらして、指の先まで丁寧でうつくしい雰囲気ではないだろうか。歳下の私が言うのはおかしいけれど、時々見られるチャーミングな部分もとってもおすすめだったりする。とにかくお会いするとみんな彼女のことが好きになってしまう♡
そんなゆかさんに続き、
私がご紹介する本はこちら。
「プロのためのわかりやすいイタリア料理」柴田書店
社会人を経て、エコール辻で学んでいた頃はこの分厚く重たい本をほぼ毎日抱えて通学していた。その頃からの書き込みやメモを残した付箋が貴重な一冊。ベーシックなイタリア料理がプロの目線から詳しく紹介されている。
「基礎から学ぶフランス地方料理」柴田書店
ル・コルドン・ブルーでの実習に全力を注いでいた頃に発刊されたこの本は今でも頻繁に役に立っている。この本と自分で記録したノートを元に幾度となく再現してきた料理が多い。最近ではワインの産地ごとの勉強に最適。今まで見落としていた箇所に目が止まり、料理とワイン、その土地の歴史、気候、風土が繋がり目から鱗がポロポロとは言い過ぎだけれど近いものがある。編集に携わられたChef Olivierと並んで撮ってもらった写真を挟んでいる、もう10年前になる。
「津田陽子の100のおやつ」柴田書店
LCBで知り合ったひなこさん手作りのオレンジのケイクに感激したことが私の焼き菓子好きのはじまり。講義と実習の間の休憩時間にいただいたケイクのおいしさが衝撃だった。そんなひなこさんが直々に教わったという津田陽子さんの本。おやつというより、きちんと作れば立派なgâteauになるものも含まれている。マイベストお菓子本!
|