次女の7歳の誕生日。
我が家は夏から秋にかけて、誕生日が続くため、一年で一番最後にやってくる次女の誕生日の頃には、「あー、またママの手作りケーキね、はいはい。」みたいな雰囲気が漂っている。
感動や驚き、ありがたさや特別感は無い。
と、言うことで、パフェにした。
九州の実家から送られてきた栗で作った渋皮煮を裏漉しして、更に目の細かい網でもう一度漉して。そんな過程を経て拵えたクリームを絞っているとこの場でもアピールさせてもらう。
決して器用とは呼べない彼女。
姉の背中を真面目に追いかけているがんばりやさんであり、
要領だけは一丁前な末っ子の弟に向ける眼差しは誰よりも優しい。