教室が終わったら!と約束していたことがいくつもある。
背が高くスラリとしたお姉さん二人との約束もそう。
顔が真っ赤になるくらい笑っていた自分に今でも思い出し笑いしていまう..その時何を食べていたのかはよく思い出せないのに。
お別れした後、今日は穏やかな気持ちで子供たちに接することが出来そうだと共通の思いを胸にしたことが、日々大小の悩みを持ちながら母親業に取り組む私たちなのだと。 三人の都合があう限られた束の間の三時間に私は多くを学んでいるから、また会いたくなるのだ。
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その翌日は、冬期帰国中の隣人しまさんとの約束。
それぞれに子供を送り届けた後、その足で朝食を食べに新しくできた billsへ出かけた。
感じのいい対応のお店だった。
決してお安くはないけれど、やっぱりそこが満足度を満たす重要な部分。
きちんとしたものを気持ちよく朝早くから提供してくれるお店がもっと増えたら嬉しい。
クリスマスの買い物をいくつか済ませて、帰路へ。
お互いの玄関ドアの前までお喋りしながらお別れできる安心感。
冬休みになったら、近くの広場で子供たちの自転車と縄跳びの合同練習が待っている。
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そして、シュトーレンを焼く、という自分との約束。 ナッツ、ラム酒漬けのドライフルーツ、スパイスを混ぜ込む途端に香りが広がる。 足元のオーブンの熱が心地よい どんより曇り空の午後だった。 |