2017/12/26

クリスマスの翌日


クリスマスの翌日に郵便受けで見つけたお便り。

送り主のまいちゃんとは、時間の都合がつかず今年はクリスマス会が出来なかった。その代わり、それぞれに夕食を終えて子供達を早々に寝室へ案内し、後は家族に任せて20時半集合の忘年会へ出かけた。13.14年ぶりのBAR立山にて、ハイボールで乾杯。奥のカウンターで他の方が飲んでいらしたブルドッグがとてもおいしそうで、それも注文した。一杯のグラスにグレープフルーツを丸ごと一つ絞ってあるからとてもおいしい。その夜の平均年齢を下げる立場だった私たちはウォッカを少な目にしようか?とオーナーから何度も尋ねられた。私たち九州女子だから大丈夫なんです!と口にはしなかったけれど、その度に顔を見合わせて笑っていた。

2017年を振り返るのに相応しい夜だった。
今でも思い出し笑いしてしまうほど愉快な夜だった。


もうひとつはサンタクロースの靴下。maison utsumiさんのお手製。
これは来年まで隠し持っておいて、サンタクロースが置き忘れたという設定で子供たちにプレゼントしようと思っている。
utsumiさんにはこの夏、長女にワンピースを仕立ててもらった。来年はリバティ柄のワンピースを私用にお願いしてみたいと思案中。

ちょっと体調を崩していたし、長女は初めての二泊三日キャンプに出かけていたので、なんとなく家族のクリスマス会は流れてしまった気がしていたのは私だけ。催促の声がかかり慌ててクリスマス仕様の夕食を用意をした。更にケーキも急いで取りかかり、念のために買っていたメレンゲドールが役に立ったのだった。

2017/12/24

stollen 2017


* Stollen 2017 * 
昨年とまた少し改良して。
ありがたいことに今年も声をかけてくださった あの方のもとへ。

クリスマスまでになんとか細々したことをクリアしたいと努めてきた12月。
残す項目もあとわずかになりホッとしている。
あとはみんな元気にお正月が迎えられたら◎

北海道真狩村のJINさんのシュトーレンが届き、雨の降る静かなクリスマスイヴ。

2017/12/11

親子の歩み寄り


東京ではお寿司を食べたいという家族の希望は、こちらのお店を知ってから私も同じように思うようになった。相変わらず、写真左側の青魚グループが好き。

前に訪れた7月との違いは、息子が卒乳しているので私の飲みものが自由であること。

TRUNK (HOTEL)
週末を利用しての二泊の滞在、そのうち一泊は初めてのホテルを選んだ。

TRUNK(KITCHEN) で、朝食。

一年程前に家族揃って東京へ来た時は、もう子供連れで二度と来るものか!と帰りの新幹線でひとり怒っていた。今振り返ってみると大人気ない私だった。

今回は成長を感じている。乃木坂の国立新美術館から青山、表参道を経由して、数件のお店に寄りながらクリスマス仕様の街並みを散歩。宿泊先の渋谷までたわいもない話をしながら、疲れたことに気付かせないよう励ましながら歩いた。

新大阪に着く頃、
「また あしたの あした、とうきょうに おでかけしようね」と娘二人が言う。

お互いに少し歩み寄れたのかもしれないと思う。

TADAO ANDO : ENDEAVORS


国立新美術館 安藤忠雄展へ行くのも目的の一つ。

建築の展覧会と思えないほど、館内は人で溢れていた。
模型を見るのも図面を見るのも誰かの背中や頭越しに眺めるしかなかったのが残念。
それでも、原寸大の光の教会の中へ入った時は思ったよりゆっくり見学できた。
今が写真のチャンスと私も含めそこにいた数人の人々がカメラを構えると、二人の子供がフレームイン。
それはうちの子だった。

慌てて「そこどいてー!」と小声で言いながら大きな手振りをしたけれど、ありがたいことにあたたかく彼女たちのシルエットが逆に良いとみなさん写真を撮っていらした。
なんだか小さな心あたたまるエピソード。

お若い頃の安藤忠雄さん。

中之島のプロジェクトにまつわる展示も数多く、2019年夏頃に完成が予定されている児童図書施設についてのプランにも触れてあった。

どんな建物になるのか、ハードもソフトもとても楽しみにしている。

2017/12/10

クリスマスの季節 東京


twilight AMAN Tokyo.

目的が二つあり、クリスマスシーズンの東京へ。

Florilège にて、はじめましての方々との食事。

ここ青山で、中之島周辺のレアな食事どころの話で盛り上がるとは!
意外な共通点がある楽しい夜だった。

8:00am

ちょっとした手違いのおかげで、特別なお部屋。
それなら是非、ルームサービスで朝食を。

2017/12/08

12月の約束


教室が終わったら!と約束していたことがいくつもある。


背が高くスラリとしたお姉さん二人との約束もそう。
顔が真っ赤になるくらい笑っていた自分に今でも思い出し笑いしていまう..その時何を食べていたのかはよく思い出せないのに。
お別れした後、今日は穏やかな気持ちで子供たちに接することが出来そうだと共通の思いを胸にしたことが、日々大小の悩みを持ちながら母親業に取り組む私たちなのだと。
三人の都合があう限られた束の間の三時間に私は多くを学んでいるから、また会いたくなるのだ。

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その翌日は、冬期帰国中の隣人しまさんとの約束。
それぞれに子供を送り届けた後、その足で朝食を食べに新しくできた billsへ出かけた。
感じのいい対応のお店だった。
決してお安くはないけれど、やっぱりそこが満足度を満たす重要な部分。
きちんとしたものを気持ちよく朝早くから提供してくれるお店がもっと増えたら嬉しい。

クリスマスの買い物をいくつか済ませて、帰路へ。
お互いの玄関ドアの前までお喋りしながらお別れできる安心感。
冬休みになったら、近くの広場で子供たちの自転車と縄跳びの合同練習が待っている。

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そして、シュトーレンを焼く、という自分との約束。
ナッツ、ラム酒漬けのドライフルーツ、スパイスを混ぜ込む途端に香りが広がる。
足元のオーブンの熱が心地よい どんより曇り空の午後だった。

2017/12/03

Tawaraya


俵屋さんに到着して、三人分の着物と小物を整理するのに苦戦。
この日はすっかり脇役の息子にまいちゃんだけが構ってくれていた、この写真もそう。

細部までゆきとどいた美しいお部屋、オリジナルの石鹸の香り..少しフェミニンなナイティを着て今夜はここでぼんやりしていいのだぁという気持ちがじわじわと湧いてくる。
子供が一緒ということで客室は限定されるけれど、広めの暁翠というお部屋に。
中村好文さんの著書「意中の建築 上巻」にも紹介されているのを思い出して自宅に戻って読みかえした。

みんなが寝静まってから、まいちゃんとアーネスト スタディで過ごした小一時間。
デンマークの家具に、デザインやアートが中心の書籍が並ぶ本棚。

珈琲が飲みたい気分だったけれど、優しいハーブティーを淹れて小声で23時までお喋り。
このカップが素敵でいつの日か欲しいものリストに入れている。

朝は湯豆腐、グジ、たまご。

玄関先で再びみんなで記念撮影をしてお宿を出発。

またこんな機会が巡って来るように、残る12月も、来たる新しい年も頑張ろうって素直に思える帰り道だった。

2017/12/02

七五三 お詣りへ


上賀茂神社へ七五三のお詣りへ。

こちらの写真はまいちゃんに撮ってもらったもの。
とても気に入っている一枚。

せっかく三人揃っての着物でのお詣りなので、前々から彼女もお誘いしてカメラマンをお願いしていた。時にベビーシッターもこなしてくれるありがたい存在。

特別公開中であった大徳寺 黄梅院に立ち寄り、千利休による枯山水庭園をしばし眺めた。
素晴らしい佇まいに しばしうっとり。

日も落ちはじめて足元から冷える中、冷たい渡り廊下を小走りしていく娘たちの着物姿がよく映えていた。
日本の秋から冬へ うつりかわる瞬間を切り取ったような気分だった。

2017/12/01

4 IIII


次女は4歳に。

私の都合でお誕生日のお祝いは10日も遅れてしまった。
サヨコさんから分けてもらった紫サツマイモでモンブランを。
なんて美しく鮮やかな PURPLE!

姉弟に挟まれ、時に辛い立場かと思われるが、実はとっても優しいってことを知ってるよ。

いよいよ


いよいよ師走、私の一番好きな月です。
しかしながら、TO DO LIST が年末に向けて加速して増えていく格闘の月でもあります。

次回の教室の開催は来年2月の予定です。あたたかい冬のメニューを検討中です。
詳しくは1月はじめにご案内をいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

2017/11/27

Leçon Novembre 2017

11月のレッスンが終了いたしました。
昨年3月のレッスン、5月の一日喫茶室ぶりの再開となりました。
再びお戻りいただいた方々、初めてお越しになった方々、ご参加ありがとうございました。

クリスマスの定番 プレ・ロティを完璧に!が今回のテーマ。
お一人でも多くの方がこの年末年始にトライしてみてくださったら嬉しいです。
また感想を聞かせてください。


Mousse de chou-fleur,
Salade de homard,
Sauce mayonnaise citron

クリスマスだから、ちょっと贅沢に***と、
生きたオマール海老を特別ゲストにお招きしました。
レクリエーション的な作業ではありましたが、海老をはじめ他の甲殻類に置き換えていただいても十分に美味しい一皿です。是非、手作りマヨネーズで!

白くあることを大切にしたカリフラワーのムース。
冬の優しいあじわいを目指しました。ポタージュスープを作る過程にもうひと手間。もう一口食べたいと思わせるくらいの小ぶりな器に装うのが喜ばれるかもしれません。

Poulet rôti Sauce aux Pommes

胸肉に火が入りすぎてしまう、もも肉が生焼だった...プレ・ロティを作ったことのある方には思い当たる経験がおありかも。
そこに着目した今回のレッスンでした。
鶏を焼いた旨みを隠し持ったりんごのソースも添えて。

Tarte Tatin

バニラの香るタルトタタン。
紅玉の持つ酸味と、ほろ苦いキャラメルで大人のデザートだと仰る感想が印象的でした。昨年からレシピを少しずつ改良してたどり着いた今回のタルトタタン。私としてはエッジの効いたフォルムも気に入っております。


小さなおみやげを用意しました。
定番のメープルと、新作のフランボワーズ。
リボンをかけてクリスマスツリーのオーナメントにしてくださった方もいらっしゃって嬉しいです。


green mons*のしほさんにリースをお願いしました。
日に日にドライになってきていますが、ふとユーカリを中心とした心地よい香りが漂っています。

2017/11/12

七五三 写真を撮りに


三人揃って着物を着せてもらい写真を撮りに。

来年の目標のひとつ。
「着付け教室にかよう」

2017/11/04

広島の旅


宿泊先の朝食に一番の幸せを感じる。

初日に続き、お天気に恵まれた。
次はこのプールで遊べる時期を狙って来るのがいいかもしれない。

ONOMICHI U2 でひと休憩。

初めて訪ねた宮島 厳島神社。
あぁ、潮が満ちている姿が見たかった...


目当てにしていた広島焼きのお店「みっちゃん」や、丹下健三氏の広島平和記念資料館の見学は時間の都合で諦めたけれど、大人4人、子供3人で大きなファミリーカーをレンタルしての旅は新鮮で楽しかった。

新しい旅のスタイルを見つけたようで嬉しい。
M夫妻にとっても感謝している。

2017/11/03

Bella Vista


Bella Vista apa&marina ONOMICHI

宿泊するホテルに到着したのは西日が眩しい時間。

夕焼けが終わる頃の時間に友人夫妻と待ち合わせをして、夕食前にホテルの敷地内を散歩。

Ribbon Chapel

2014年のJCDデザインアワード大賞を受賞した中村拓志氏の設計によるもの。
二本のリボンが寄り添い、結び合っているように見える二つのらせん階段の構造で、 ふたりが両サイドのらせん階段からそれぞれ歩みを進めると途中で顔が見えるくらい近付いて交差したり、また離れたり..そして頂上で出会うという、運命の赤い糸を象徴したロマンティックなストーリーを表現しているのだそう †

Erretegia

厨房の一角にダイニングテーブルを配置したような内装のレストラン。手の届く場所に整然としたスパイスラックがあり、席のすぐ隣には冷蔵庫。本日のメインの大きな牛肉の塊にシェフがナイフを入れている姿を見ながらの食事。また行きたいレストランの一つになった。

瀬戸内のみかんジュース : 液体窒素 = 1 : 1
.
まぜること 1分
.
すると、みかんのシャーベットが完成!

禅と庭のミュージアム


お友達のご夫妻と前々から約束していた広島旅行へ。
スケジュール作りから、新幹線・レンタカーの手配までお世話になり、子供までご一緒させてもらうという..私たちはおんぶに抱っこ状態で出発した。
娘のリュックには7人分の旅のおやつとみかんを詰め込んで。

最初に目指したのは福山市にある神勝寺
予備知識なしに到着した私たち家族は ここがごく普通のお寺ではないことに車を降りてすぐに気付かされる。社務所は建築家 藤森照信氏によるもの。

滋賀より移築再建された建物で湯豆腐を。
歴史のある建物で建立されたのは1377年とのこと。一度火で焼失して、1647年に再興され、この場所へ移築されたそう。
気持ちのいいお座敷で紅葉がはじまりつつあるお庭を眺めながら、まる さんかく しかく のお豆腐をいただいた。

洸庭。

SANDWICH設計による木材で包まれた舟型の建物。その内部の空間では波に反射する光を体験する名和晃平氏のインスタレーション。

京都、奈良にあるお寺とは また違った雰囲気のある場所だった。帰ってから知ったのだけど、オリジナルグッズも洗練されている様子。また時間を置いて、季節を変えて、訪ねてみたいと大人たちは口を揃えて話したのだった。

2017/11/02

Hiroyo Kotani exhibition


Hiroyo Kotani exhibition // LE PRIEURÉ さんにて。

束の間、こたにさん ご自身からから作品の話、本来展示されていた場所の様子をお聞きした。

初めてお会いした日の夜のことはよく憶えている。
なんだか気持ちよく話を聞いてくれそうな雰囲気でいてくれた こたにさんと、一旦その場を立ち去ったものの もう一度戻り恥ずかしながら勇気を持って声をかけた私。

今でもこうしてご縁が続いていることが嬉しい。

ご存知の方もいらっしゃるとおり、教室の名前、お鍋のかたちのロゴは7年ほど前に描いてもらったもの。

こたにさんが先にお店を出られた後、作品に光が差してきた。
LE PRIEURÉ さんの白く大きな壁によく似合っている。

それを見上げなら、おいしいヴィクトリアンケーキをいただいた。

2017/11/01

6○○○○○○


長女が生まれて6年。

反省ばかりの毎日だけど、いろいろ思い出すと胸がいっぱいになる。

この時期恒例の父が作った太秋柿でタルトを、○○○は小さなスイートポテト。
先日の芋掘り遠足で持ち帰ってきたサツマイモで。

Hello november


11月のレッスンは今月後半よりはじまります。
ご参加のお申込みをいただいたみなさまには、順次ご案内をお送りさせていただきます。

11月1日。
この日はここ数年ですっかり存在が強くなったハロウィンと、街がキラキラしはじめるクリスマスの境目。

台風が過ぎ、気温が少しずつ下がり、みなさんがいらっしゃる頃にはクリスマス前に相応しい気候になっていればと願いながら用意を進めているところです。

2017/10/30

ちびっこ職人部


長女のランドセルを注文しているお店でのワークショップ。
レザーでオリジナルのにがおえキーホルダーを作るというもの。

長女は全て自分で、次女は少しお手伝いして、息子の分は私が。
トンカチなんて見たことすらなかったんじゃないだろうか。
およそ一時間の作業がとても楽しかったらしくて、今日はとてもいい日だったね..と呟いて、姉妹は眠りについた。