2015/08/19

THE SPHINX IN MY SELF


兵庫県立美術館.
舟越 桂.
私の中のスフィンクス.

舟越桂さんの彫刻を知ったのは「永遠の仔」という天童荒太さんの本の装丁です。
小説の内容も、この装丁も、二十歳前後の私には印象的で今でもよく憶えています。

クスノキと、瞳の大理石。

展覧会は年代を大きく三つに分けて、順を追っての展示なので作風の変化がよくわかります。私は1990年代初めから2000年代初めにかけての作品が好きです。

持ち帰った作品解説を自宅でじっくり読み返してみると、会期中にもう一度足を運びたくなりました。次は子供を置いて、心静かにその表情を鑑賞し、その瞳の先を私なりに探ってみたいとおもいます。


帰り際に見つけた次の展覧会のフライヤー。
この秋はPaul Klee展もこちらであるそうです。