お友だちと、おうちで抹茶パフェ。
小学校はじめの一年、お疲れさまの夜。
2018年度、私は三人の印象的な女性との出会いがあった。
お一人はシャンソンを歌うスラリと背が高い女性。 初めてお会いした瞬間、宝塚音楽学校のご出身ではないかと思わせる雰囲気で、滲み出るオーラに目が眩んだ。お話してみると、ご自宅ではお孫さんをおんぶをして髪を振り乱して家事に追われていると仰る。そのギャップがこれまた素敵。四半世紀先の自分と恐れ多くも重ねてしまい、このままじゃいけないと頭を叩かれたような刺激に興奮して眠れなかった夜がある。
そしてもうお一人は Martin Margielaのお洋服、靴を見事にご自身のものとして着こなし履きこなしていらっしゃる方。 誰もがお会いしたら好きになってしまう雰囲気。その現場を何度も目の当たりにした。信頼できる、頼りになる、ついつい「姉さん!」と呼びたくなるような感じ。大きくゆったり構えて見守りつつ、改めるべき箇所はピシャリと後味よくご指摘くださるような感じ。今のところ私はご指摘いただいたことは無いので、あくまでも勝手なイメージだけど。これからも自分で何かを取りまとめていく道を進むのなら、この方の姿勢に倣ったらいいのだと思う時が度々ある。
最後のお一人は、母子共に友達になれたことが幸せだとお互いに感謝しあっている仲。 この一年を通してすっかり「かゆいところに手が届く」「阿吽の呼吸」「以心伝心」...そんな存在の友達になった。持て余す時間を持っていない者同士 母親業とどう折り合いをつけるか..その辺りの感覚が一致している。偶然にも同い年ということもあり、共通の話題はこんこんと湧いてくる。好きな映画や音楽がズバリ重なった時は鳥肌がたってしまった。子供たちがどういう道を選んでいくのかはまだ未知だけども、繋げてくれたこのご縁は つたない母親業7年目の予期せぬご褒美のようだ。
|