私の知る中で一番手先の器用な方はK氏。 かつて職場の大先輩だった、紳士である。
5年前にいただいたお手製のドングリの押しピンにヒビを入れてしまい、修理をお願いしたところ、新たなドングリを探しに六甲の森林植物園まで出かけてくださったそう。 でも、すでに冬に向かっている森では見つけられなかったとのことで、エポキシ樹脂で一から作ってくださった。このクオリティーの高さに脱帽している。
紳士がドングリを求めて森を歩く姿。 想像するだけで絵本の世界のようだ。 リスとお喋りしてしまうような雰囲気の方だから。
お礼の気持ちを込めてお菓子を焼こう。 12月になったら、それを届けに行こうと決めている。 |