夏の終わりの頃、誕生日のお祝いの招待状をいただきました。 ほんとうは6月生まれですが、私の事情で秋に延期してもらっていたので。 |
彼女はネックレス、私はピアス。 お揃いを身につけて向かったのは 谷町六丁目の Le Caneton. |
好きだった一皿、ひとつ選ぶならこちら。 スズキの皮目をバリッと焼いて、トリュフの香り。 お腹満たされて、谷町六丁目から淀屋橋、そして中之島まで歩くという。 時々秋の風がすうっと私たちの服を揺らして通り抜けていく、そんな散歩道でした。 さよならする夕方には存分に話をしたせいか心も満たされて。 小さくても一歩前へ進もうと決意を持って見送ったのでした。 |