2016/12/21

冬至の気付き


オーブンに入れて焼くだけの状態でお持ちいただいたラザニア。
積み重ねた層の一番上には小さなキューブ状のバターが散らしてあった。そのバターさえ丁寧にカットされていて、まるでその方の立ち居振る舞いのようだと目にとまった。

そう、いつもゆかさんは私にいくつもの気付きを与えてくれる。

"家族のために 自分の時間が犠牲になっている"
"私は◯◯してあげている"

そんな気持ちを常日頃持っている自分が恥ずかしく情けない。

来年の秋冬までと決めた育休の期間は基本的に始終子供と一緒にいる。早々に冬休みに入った長女とは朝から晩まで。正直、息が詰まっている。

そんな私に救世主。と、いうより女神!

大切なものを見失ってしまいそうな時、思い出すべき一言があったのだ。

「私たちは今、こころを育てている」

子供に接する姿勢を改めるきっかけをもらった午後。

冬至だからと、お手製の柚子寒天を。

それは彼女を表す形容詞 "爽やか"そのもの。
味も香りも素晴らしくて、娘と取り合っていただいた。蓋の部分はお風呂に浮かべ、本体の部分はアドバイスを参考に三温糖と共に煮て即席のジャムにした。


連日、こうして私の自慢のお友達が訪ねてきてくださることに感謝している。
みなさんには私の心の淀んだ空気を入れ替えしていただいているようだ。