私にとっても初めての阿修羅象を訪ねました。仏像界のアイドルと呼ばれているそう。
子供の目には興福寺 国宝館に並ぶ品々は、失礼ながら、ずいぶんとおそろしいものにうつったようで、今までこんなに行儀良く、親の手を離さずに、はしゃぐことなくピッタリとくっついて見てまわった展覧会はありません...
興福寺を後にして、東大寺を目指し遊歩道を歩くこと 20分。 次女は歩くのを拒否する際、黙ってその場にかたまります。 バギーを持って来なかったことを後悔しているところに、人力車のお兄さん。 もうちょっとの距離なのに贅沢だなぁ..と思う気持ちを軽くはねのけて、初めての人力車。 白壁の細道を観光案内していただきながら通り抜けました。 |
すっかり気を取り直し、大仏さまの脇にあるお決まりのくぐり抜け。 |
前々から行きたかったお店 fangle. 大抵の場合、子供連れは嫌がられること承知で、そうっと失礼のないように扉を開けそわそわとしながら見せてもらい、お店を出るときに申し訳なく頭を下げるのが常。 ところが、こちらのオーナーさんが二人の子供を見て、こんにちはの挨拶の後に仰った言葉は、「それじゃあ、おじちゃんと一緒に遊ぼうか!」 この展開は初めてです! 古い楽器を数点持ち出してくださって、僅かな時間なのにすっかり子供の心を掴んでいる様子。ちいさな買い物を済ませ、気持ちよくお店を後に。 こちらがハッとするくらい優しい目をした方だったねと、みんな揃って同じ感想を述べ合いました。 |