2017/03/12

満月のランチ


Ñ.
春生まれの彼女と。
誕生日の思い出の数は 既に両手の指では足りない。

今年は二人でゆっくり話しをする時間が、そこにおいしい食事があればと思いお店を選んだ。

彼女も私もこの春は本当に忙しく過ぎてしまいそう。
話したいことをいっぱい胸に抱えて次に会う日を楽しみにしている。

見失いそうになる時、空に月が出ていないか探すことがある。
と、同時に彼女とのおまじないの言葉を思い出す。
それは沈んだ気持ちをこれまでに何度となく引っ張り上げてくれたおまじないなのだ。