2015/12/08

冬の たのしみ


11月の初めに "念のための冬の支度 " と、思って洋酒漬けにしておいたドライフルーツ。
その他の材料も一応ひと通り揃えてはいたものの、バター不足だからなどと作らない理由も見つけていた stollen.

ある方からご依頼いただいたのをきっかけに 今年も焼きました。
きっとお声かけが無かったら、作ったとしても集中力や緊張感は欠けていたかもしれなし、ドライフルーツのたくさん入りすぎたパウンドケーキに形を変えていたかもしれません。
だから、ふと思い出してご依頼くださったことにとても感謝しています。

ここ数年であらゆるお店に並ぶようになり、日本でも既に定番になったのか、今が流行りのピークなのかわかりませんが、私はとてもこの焼き菓子が好きです。

毎年、秋が来たら栗の渋皮煮を作り、年の瀬には黒豆を煮るように、12月に入ったら stollen に取りかかる。

毎年、小さな手直しをしながらその時の一番を作るように。

そうありたいと改めて感じたのでした。