2020/12/26

Christmas


12月23.24.25.26日というのは、心がるんるんと浮き立っているのが自分でもわかる。

今年は集まるということに躊躇する一年だったけれど、お昼ごはんを兼ねて束の間の時間を共有。ちょうど帰宅した子供たちも加わってみんなで撮った集合写真3枚は、見返すとつい微笑んでしまう。



いつもよりいいワインは、前日から常温に出され待機していた。
これから年末年始に向けて、お酒とは上手に付き合わないと。
夕食が長くかかりすぎて、眠たくなって、洗い物が山のよう...そんな夜が多い。


メインは珍しい国産のホロホロ鶏を敷石風で皮目をバリッと焼いた。
菜花がこのところ我が家で人気野菜。
4歳の息子も春の苦い味〜♩と大人の真似をして食べるから、そこには感心している。


ケーキはいよいよ最後の栗渋皮煮のクリーム。
メレンゲドールは人数分ないと、小競り合いが始まるので最初から三名のサンタを用意。



26日から小学生は冬休みになった。
ちょっと持ち寄ってクリスマス会。
子供たちはすみっこぐらしのおもちゃで遊び、キキララのクッキーを作る。
私たち大人は、紅茶を何杯もいただきながら、会って話せなかった分を取り戻すべくお喋りし続けた。

彼女にはずいぶん助けられた。長女がこの秋から突如抱えることになった人間関係の悩みを、同じ目線で、時に違う角度でアドバイスをもらっていた。
私たち家族だけでは行き詰まってしまっていただろうから。
フルタイムで仕事を持つ彼女とはゆっくり会う時間はなく、家事がひと段落した夜に何度も電話でやりとりしていた。
一時は思いがけず心乱された出来事ではあったけれど、今となっては、そんな友達がいることに気付くことができて、得るものがあったとさえ思える。
大人になって、お母さんになって出来た特別な友達。

2020/12/19

GENIUS OR VANDAL?


 BANKSY GENIUS OR VANDAL?

《  Kate Moss 》
この作品に纏わる話しが興味深い。

以下、会場のオーディオガイドから。


この作品は、アート・マーケットのおかしさに対して他には見られない表現をしている。
バンクシーは、作品が人気の高いものであればあるほど、関心の対象になると考えた。
アンディ・ウォーホルは彼の時代にアート・マーケットの状況を引っくり返し、消費者を優先する性質を白日にさらした。
すなわち、人々は真の技能ではなく、ブランドや人気のあるイメージにお金を払いたいと思っている、大衆は人気のあるものでない限り本当のアートを必要としない、ということだ。
当時、それはひとつのブレイク・スルーだった。
今日、世界は変化しつつあるが、消費社会は変化していない。
栄光が一流の名からもたらされる時代は終わったのだ。

単に人気だけのために制作された芸術作品が名声をもたらすことはないだろう。
名声とは、問題を引き起こすものをつくったときに、思いがけない結果として得られるものだ。
アンディ・ウォーホルによるモンローの肖像は、モンロー自身と同じくらい伝説的なものとなった。
ウォーホルはクールなアーティストであり、バンクシーが同じ方向性で制作した作品は、彼に対する一種の賛辞なのだ。
このプリント作品が作られた当時、最も有名なカバーガールがケイト・モスだったので、バンクシーは彼女を描くことにしたのだ。
《ケイト・モス》の初版は青でデザインされた。
人々はすぐさま沸き立ち、すぐに売れた。
その後、彼はこのシリーズの他のプリントを制作。
この展覧会では6枚のプリントが展示されている。
これが完全なコレクションだ。

2020/12/15

Kuroda Taizo / white


東洋陶磁美術館にて「黒田泰蔵展」

黒田泰蔵さんの白は、真理を求めてやまない心の色である。 ―と、安藤忠雄さんの言葉。



限りなく白。
グレー寄りでもなく、アイボリーでも無い白。と、これは私の感想。


安藤忠雄さんが設計されたという静岡県伊東市にあるアトリエとギャラリーのプランに見惚れてしまった。




2020/12/14

今季初、人生初


朝食は今季初のぜんざい。

お餅は、小学校のPTAからいただいたもの。
器は、このたび新しく仲間入りした 吉田直嗣さんの茶碗。


つい先日、初めて敷居の高い京都の古美術のお店を訪ね、お茶碗を数点見せていただいた。
古いお茶碗で何とも形容し難い雰囲気に溢れていたけれど、お値段が...
びっくり仰天。


私ごとながら、ペン字教室に今月から通うことにした。
整理整頓が隅々まで行き届いた部屋で、ピンピンに削られた鉛筆を持ち、天井から頭を吊られているほど姿勢良く、入会の申込用紙を記入した。
文字のバランスだけでなく、漢字の成り立ちや、整って見える法則なども体験の僅かな時間に教わった。
目から鱗。


お世話になっている方の息子さんが能楽師になられて、初めて能を観に行く機会があった。
能の台詞は、平安時代からおよそ650年変わっていないらしい。
もちろん字幕も無いので、事前に題目の大まかなあらすじを知って出掛けたものの難しい。
大人には睡魔が、それより先に子供たちの集中力が切れる。
舞台に上がる方々の正座の痺れが切れないものかと余計なことを考え始めたりする始末。
こちら側の教養を問われているようでもある。
例えられた言葉がすっと胸に入ってきた。
鍛錬の芸術。


知らない世界を立て続けに垣間見たこの頃。
知らない世界を知っていくことが人生の彩りを、より豊かに鮮やかにするのだろうと家族と話したことだった。

2020/12/13

sunday fromage


包みを開けたら、目が♡になってしまった。

・Galet de la Loire
・Tomme des Vosges
・Comté de montagne

同封の「美味しい食べ方」を参考に少しずついただいてます。
お気持ちがとても嬉しいです。

2020/12/11

ゆず蜂蜜


先日の教室で、ノンアルコールの飲み物としてご用意していた ゆず蜂蜜。


柚子を絞り、薄く剥いた皮を刻んで茹でこぼし、蜂蜜と漬けました。


九州の実家から送られた柚子、そして蜂蜜も父の手作りです。
よく何の花ですか?とお尋ねがありますが、
父が家庭菜園的な感覚で気ままに作っているもの。
もちろん花は雑多です。
そんな蜂蜜のことを百花蜂蜜(ひゃっかはちみつ)と呼ぶそうです

2020/12/09

Leçon Décembre 2020


12月のレッスンにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

photo: Eriko-san

小さな前菜を三品用意しました。
まずは百合根の冷製スープ。
百合根のまったりとした舌触りを感じるスープ、爽やかなミニトマトのピュレと合わせて二層にしました。


吉田牧場のカチョカヴァッロ。
二つのコツさえ押さえたら、必ず美味しく喜ばれる一品です。
是非、熱々を!

もう一品は白和え。今回は果物を使いましたが、もちろんお野菜にもよく合います。


photo: Eriko-san

温野菜をバーニャカウダがベースとなった温かいソースと共にいただくサラダ。


切り揃えた季節の野菜の上に、ふわっとベビーリーフ。

photo: Eriko-san

その上から温かい、いや、あっついソースを注ぎかけました。



photo: Eriko-san

そして今回の一番のテーマ「豚肉の火入れ」
淡白になりがちなロース肉を、分厚い鍋の中で蒸し焼きにする調理法をご紹介しました。
背脂の面はカリッと香ばしく、身の部分はストウブのココットでじんわり火を入れて明るいピンク色を目指しました。
レッスンでは金華豚を用い、根菜を中心とした野菜を付け合わせに、バルサミコ酢とjusのソースを添えております。

photo: Eriko-san

そして、モンブラン。
過去に何度も紹介していますが、今のところこちらが現時点で私なりのベストです⭐︎

実家の裏山に落ちた山栗、それを渋皮煮に。
裏ごしを二回経て、甘さとバターのバランスを考えてクリームに。

「デザートも出来立てが美味しい」

そのことも是非お伝えしたくて、敢えてその場で生クリームを泡立て、それぞれのパーツを組み立て、自慢のクリームを絞ってみました。

つい、しつこく熱く語ってしまいましたが...
そんな一皿をとても美人に撮ってくださったえりこさん、ありがとうございます。



ワインは赤と白の二種類。
ノンアルコールのブドウジュースはメルロ品種です。


ゆず蜂蜜は自家製、炭酸で割ってご用意しました。
詳しくはまた別の記事でご紹介します。


お土産の焼き菓子は、シンプルなサブレ。
モンブランの一番下にはこのサブレ生地を薄目に焼いたものを使っていました。
バターの香りが飛んでしまわないうちに召し上がってくださいね。


今回は新しい試みで、デモンストレーションを中心にした内容での開催となりました。
慌ただしくしている私を見兼ねて助けてくださった方々、ありがとうございました。
写真を撮る余裕もあまりなく、ご参加の方から共有していただいたものを大変ありがたく振り返っています。


また少し先になりますが、こちらで皆さまとご一緒できます日を楽しみにしております。
どうぞ心も身体もお元気で冬をお過ごしになりますように。
ありがとうございました。

merci mille fois
板倉 みか

2020/12/08

こどもの本の森

 

子供の本の森 中之島。

依然、入館予約を取るのは難しいけれど、子供も大人も楽しい場所。
この日は息子と彼の友達と幼稚園の帰りに立ち寄ることが出来た。
こういう場所が生活圏内にあることは幸せ。
神戸にも同じ、本の森が出来るとのこと。


本を読む子供になって欲しいと願う。
その為には、親が読んでいる姿を見せるのが効果的とも聞く。
パソコンを閉じて、携帯と距離を置いて、寝る前の小一時間は本を読む。

わかってはいるけれど...何かと理由をつけて守れない自分との約束のひとつ。