2021/11/25

Tarte Tatin

 

紅玉6つで、この季節お決まりの Tarte Tatin

型を外した時、エッジがキリッとしていたら◎

いまだに毎シーズン、はじめの一台目は緊張する。

甘さの中に紅玉の持つ酸味、カラメルのほろ苦さ。

添えるクリームは多めがおすすめ。



お稽古ごとに出かける前の長女とお煎茶でひと休憩。

次女と息子は、それほど好きではないみたいで、「まだまだ味覚がお子ちゃまやな」と嗜まれている。



2021/11/24

秋のIDOCHA



この撮影をした時間を今でもよく憶えている。

空気が冷たくなったせいか、IDOの庭に降り注ぐ陽射しがきらきらと見えた。

風が木々をざわざわと揺らして、その影がさわさわと揺れる。

そんなささやかで、うつくしい秋をそっと見てしまったような気持ち。

2021/11/23

瑠璃光院



瑠璃光院といえば、二階の書院から眺める 写経机に映り込む紅葉。
でもそこは現実、人混みで、誰もが写真を撮るためのベストポジションを探している。
私も然り。



しかし、目線を変えてみた。

障子の隙間から見えた寒椿、
見下ろした瑠璃の庭一面を覆う見事な苔の絨毯、
山門の裏側に積もった落ち葉。


帰宅してから知ったのは、数寄屋造りの書院は中村外二氏の仕事だということ。


次は新緑の季節に(つま先が冷たくて早足にならない季節に)、

且つ陽が差し込む時間帯を狙って訪れてみたい。

2021/11/21

次女 8歳になる

次女は8歳に。

姉と弟に挟まれた、辛い立場だったりするのだろうけど、やさしさは父譲り。

運動神経の良さも父譲りで、特技は逆立ち、側転!


時々、カッ!と怒るのは母譲り...


ほぼ毎日帰宅して「あー、今日も学校楽しかったー」と呟きながらランドセルを下ろす。

気の合う友達、人気者の担任の先生のクラス、給食は時にお代わり。


三人同じように暮らしていても、違う。

それが良くない事と分かっていても、兄弟間で比べたり、過去の自分と比較したりもする。

彼女の良さ、好きを伸ばすという工夫を親である私たちがしなくちゃいけないと、

このところよく話している。

2021/11/14

椿

あ、咲いた。

毎月、月の中頃に花屋さんに行く。

義理の母の命日も兼ねて。


本当は庭から摘んできた花をさっと花瓶にさす。というのが理想だけど、そうはいかず。

いつの日かそんな庭ができたら、育てたいと思っているもの、両手の指では足りない。

2021/11/10

モンブランについて

Mont Blanc aux marrons.

私のモンブラン作りは、父が山栗を拾いに行くところからはじまる。
おじいさんは山へ芝刈りに...みたいなシーンを想像してもらうとちょうどいい。

拾ってきた栗を母が箱に詰めて送り、私が渋川煮にする。
今年は次女も渋皮のアク取りを手伝ってくれた。

裏ごし、
更に目の細かい網で裏ごし。
この作業が大変だけど、とても肝心。

下に敷くサブレと中に潜ませるメレンゲ。
そのほかの原材料は栗、砂糖、少しの生クリーム。
以上。

そんな今季のモンブラン♡





2021/11/09

せこがに

 今夜はご馳走!


お迎え前になんとか仕上げた◎

ちなみに、降園バスは13:40に到着する!

2021/11/06

HATAKEYAMA / SUGIMOTO

朝、娘たちを見送り、息子を幼稚園バスに乗せたその足で京都へ。

「畠山記念館の名品」の特別展を目指して京都国立博物館に向かう。

事前にお茶の先生からお話を聞いていた作品や、書籍で過去に目にしたことがある作品は、関心を持って見入る。オーディオガイドに助けてもらいながら。

僅かな知識でその作品の奥深さを味わうのは難しい。

会場を後にする時、これが今の私の現状だと思った。

少なくとも一年前の私より、ずっと楽しめた◎それを収穫としたい。


展覧会には修学旅行の中学生と思われる4,5人の学生がいた。

何も言葉を発していなくても全身からつまんないオーラが出ている。

無理もない、そんな後ろ姿がかわいいと思えた。

ひっそりと重厚なこの博物館の雰囲気を感じたら、

彼らにとってはそれが収穫なのではないだろうか。



続いて、向かった先は両足院 杉本博司氏の特別展「日々是荒日」

禅寺の天井や襖に描かれる雲龍図。龍が現れる時、雷が轟く。

想像上の生き物のイメージを斬新な手法で表現している。

過去に訪れた美術館でこの作品「放電場」を見たことがあるが、お寺の襖絵として鑑賞するとまた違った印象で心に残った。

2021/11/01

長女 10歳になる

 


長女は10歳に。
左は1年生になったばかりの頃の写真。

彼女の生まれたあの夜から、もう10年も経ったことを思うと感慨深い。
お母さん業、自己採点35点の私としては喜びよりも反省が多い。

しかし、心も身体も勝手に育っているみたい。
おともだちとの付き合い方で悩ましい思いもしたけれど、今ではすっきり吹っ切れて、目的を持って登校し、日々行動しているように感じる。


建築家の中村好文さんが話してくれた言葉を思い出す。

「子育てはいいよね。自分の子供の頃、親とどう過ごしたか。親はどんな気持ちだったのか重ねてみられるからいいよね。」と。

その言葉の全てはまだわからないけれど、娘が歳を重ねるたびに少しずつ。
あぁそうか、こういうことかな。と思うことが度々あるのだった。


リクエストはじいちゃんの作った太秋柿のタルト。
今年は長雨で不作、例年に比べたらほんの僅かの収穫だったそう。






















おめでとう。
ありがとう、みっちゃん。