2015/11/23

晩秋の宿


山荘 無量塔。

去年訪れたのは9月。 玄関先に丁寧に並べられた薪はまだ出番待ちの頃でした。

今回はバーにも、玄関のホールにも、談話室にも火が灯り、情緒たっぷり。
吐く息が白くなる季節がよくお似合いの宿だと思います。

2015/11/22

大人になって..


熊本城二の丸公園。
幼い頃から高校生の頃まで、日向ぼっこしたり、桜の木の下でお弁当を広げたり、寝転んで花火を見上げていた思い出のある広大な公園です。

その頃は、 公園に隣接する県立美術館での催しも気にならなかったし、石垣の向こうに見える天守閣も当たり前すぎて見えていなかったように思います。
次に帰省したら訪ねてみたいと思っている旧細川刑部邸は、正しい読み方すら知りませんでした。

天守閣の南側に建つひかえめな雰囲気の宇土櫓。
1877年の西南戦争時、原因不明の出火に伴う大火事での被害を免れた宇土櫓も中を見学できます。

大人になって知る 熊本城の魅力。

大人になって、もう一度学び直したいことって両手の指でも足りないなぁ..

2015/11/21

亭ノ元


「あとぜき」と書かれた入り口の引き戸。

熊本の方言のひとつです。
戸を開けたら、ちゃんとしめるという意味。

この三連休は、熊本の野菜がごろごろと入った だご汁から始まりました。

2015/11/20

Ääni metsä


とても素敵な刺繍なのだと、前々から話を聞いていたけれど。
目の前にした ゆりさんの作品は、それまで私が持っていた刺繍の概念を覆すようなもの。

Ääni metsä もりのね

ALNIM にて。

モチーフの鉱石をざっくり縁どるゴールドの細い糸、勝手に一枚を選ぶならこちらかなぁ。

お ま け。

大阪巡回展の記念すべき一人目の来場者は彼女。

と、いうことで記念撮影。

2015/11/19

お皿の余白


agnel d'or

トリュフのアイスクリーム、ラズベリーのメレンゲ。

盛り付け方が好きだと思うよーと、ずっと前から噂を聞いていました。

その通り。

12月の教室を前にいい刺激をもらった束の間のランチです。

2015/11/17

D26-5


K fleurs

古いドアノブに手をかけた瞬間から、木と葉の香りに包まれてもうひとつの世界にお邪魔したような気がした。

まいちゃんに教えてもらわなかったら、この場所に来ることは無かったと思う。

それはまるで宝探しの時間。

それぞれに見つけた宝を大切に抱えて、それぞれの住まいへ帰宅したのです。

2015/11/13

はじめてのリバティ


ぷーちゃんと、「スープとパン」はエプロンと。
sajiさんにて。

豊かなお料理とお菓子は、冷水希三子さんと長田佳子さんによるもの。

話したいこととが、与えられた時間を超えてしまっていた。
その上、目の前のお皿もシーンも味わいたいと欲張るものだから...

すっかり冷たい風が吹く中、駅まで並んで早歩き。
さよならする駅で地下鉄のドアが開く3秒前くらいまで必死におしゃべりしていた自分が今思い返してみると笑えてしまう。

2015/11/12

kurattini


兄とふたり、北新地で食事をする日が来るとは!!

kurattini.

さすがに二軒目には付き合わなかったけれど、収穫のある いい夜でした。

鼻歌の彼女


ゆうこさんと食事をしてわかった 新たな二つの共通点。
それが より歩み寄るきっかけとなり、嬉しかった。

あの時
から、彼女は私にとって 子育てにおける心の拠り所。

Palet d’or で chocolate chaud.
熱々のうちに飲み干したいと思う気持ち、それは冬の訪れだと思う。

さよならをしたあと、私は鼻歌とともに歩いていた。

そういえば、初めてゆうこさんにお会いした4年前の初夏。
あの時、彼女は9ヶ月のお腹で鼻歌を歌いながら盛付けをしていらした。
その様子が今でも私をあたたかい気持ちにさせてくれる。

2015/11/10

MANGEONS 便


心待ちにしていた MANGEONS 便が 届く。

開梱してしばらく眺めた後、涼しい場所での保管がおすすめなものは冷蔵庫へしまった。

庫内の一角だけが、えらくシュッとした雰囲気。

冷蔵庫の扉を開けるたびに それが目にとまって、
さよこさんのシュッとしたアトリエに行った日のことを思い出す。***

2015/11/07

Ballet Nacional de España


スペイン国立バレエ団。
フランメンコ調であり、民族舞踊風でもあるバレエ団。

楽しみにしていたのは「Boléro」
昨年の秋に観た Sylvie Guillem さんのそれとはまた違った迫力でした。

まるで舞台装置かのようにピシャッと散る汗がなんだかスペイン的で、演目によってかわる表情も個性強く様々。私は決して詳しくありませんが、骨太のバレエ団といった印象です。

調和の器、永久の憧れ


姫路市立美術館。

駐車場から美術館への散歩道も、美術館前の広場も黄葉のうつくしいころ。
白鷺城も遠くに眺められるものだから、写真を撮ったり、どんぐりや落ち葉を拾ったり、とにかく走りまわったり、なかなか美術館内に到着できないでいました。

目的は、

没後20年
ルーシー・リー展
調和の器、永久の憧れ

およそ4年前の展覧会では見なかった 鮮やかなオレンジやブルーの器など初期のめずらしい作品にはじまり、時代ごとに作風が少しずつ変化していくのがよくわかる展示でした。

季節柄でしょうか..
私は今回の展覧会でニット線の作品に特に目がとまりました。
ぼんやりとしたやわらかい線、マットな質感、グレートーンの色合い。

ため息がでます。

帰宅して書籍を引っ張り出し、もう一度復習しています。
93歳で亡くなる数年前まで作陶していらしたという 時を超えて世に愛される女性。

すばらしい器の数々を目に焼きつけた展覧会も、はじめて訪れた姫路城周辺の散策も、この秋のよき思い出です。

せっかくなので、恐れ多くも 嬉し恥ずかし2ショットを失礼します。

2015/11/02

一年越しの針仕事


はりきり刺繍として刺しはじめたのは昨年の11月。
長女の通う園で子供椅子に敷くお座布団カバーを作るという課題です。
使用するのが秋からだとわかってからは すっかりペースダウンして(いっときはどこにしまい込んだか??)おりました。

この度、晴れて完成!
当初予定していた図柄から比べると2割ほど減らしておりますが、本人のOKが出ましたので◎とします。
最後の追い込みは、早寝自慢の私らしくなく午前三時まで夜更かしして励むという。

長女が生まれたのは4年前の11月1日。
あの夜のことを思い出しながらのお針仕事となりました。

2015/11/01

La Traviate


La Traviate 「椿姫」
Giuseppe Verdi

初夏のころ、パリのオペラバスティーユで「魔笛」を観劇してからというもの(→)、
すっかり魅了されているオペラ。

その演目を楽しむためには事前に音楽を何度も聴いて耳を慣らし、
少なくとも おおまかなあらすじを知っておくこと。

台詞まで理解できたら、更にもう一歩楽しむことができるのだろう。

12月のレッスン


12月のレッスンのお知らせです。

クリスマスの時期にふさわしい
とっておきのご馳走をみなさんと作りたいと思います。

merci mille fois ■ Leçon Décembre 2015

*「ラングスティーヌのパン粉焼き と 本ズワイガニのカダイフ包み」

*「牛フィレ肉のソテ ソース・マデール」

・デザート:ブッシュドノエル
・ソフトドリンク と ワイン
・食後のお茶

*印を実習で作ります。
デザート、ワイン、ソフトドリンク、お茶をご用意しております。

■レッスン日
11/30(月)
12/1(火)
12/2(水)
12/3(木)
12/4(金)

■時間
10:30~14:30
※終了の時間は多少前後いたします。

■場所
大阪市北区中之島

■レッスン人数
3~4名さま

■受講費
8,000円

■お申込み
初めてご参加の方は、メール(atelier@merci1000.com)にてお申し込みください。
・お名前(フルネーム)
・ご住所
・お電話番号
・メールアドレス
・ご希望のレッスン日(複数あげて頂きますと大変助かります)
・ご紹介の方(いらっしゃれば)
以上の項目をお知らせくださいませ。

メール受信後、レッスン日、詳しい教室へのアクセス、
その他連絡事項等をこちらから返信させて頂きます。

通常 メールをいただきましたら、2日以内に返信いたしますが、
万一、2日以上経過しても返信がない場合は、再度ご連絡をいただけますと助かります。

■お支払い
初めてご参加の方は、お申込後に受講費のお振込をお願いいたします。

■キャンセルについて
キャンセルはできるだけご遠慮ください。
材料手配の都合上、6日前〜前日までは受講費の半額を、 当日は受講費の全額をお納めいただくようお願い申し上げます。

その他ご不明な点がございましたら、遠慮なくお問合わせくださいませ。
ご参加をお待ちいたしております。

merci mille fois
板倉みか