2018/09/22

GINZA / L'OSIER


おろしたばかりの新しい靴を履いて、銀座へ。
フォーマルなレストランで頂いた仔羊が、私の中で過去最高においしかった。
10月の教室でも、同じ仔羊を手に入れたいと思う。
本来の目的は別のところにあったけれど、この仔羊を知ったことが今回東京を訪れた一番の収穫かもしれない。

2018/09/16

guntû *****


午後も船外アクティビティに参加した。
再びテンダーボートに乗り込んで大三島を目指し、大山祇神社を参拝。
こうして積極的に身体を動かすのは、夕飯に備えるためだったりする。

夕食の前にデッキに寄るとちょうど日が沈む頃。
文句の無いお天気で一日過ごさせてもらった。

この日の食材をずらりと並べて
「お好きなものを、お好きなだけ」とのこと。
特にメニューは無い。
私はメインの一皿にブイヤベースをリクエストした。

船上と船外アクティビティで、同じ時間をご一緒した方々とも少しずつ親しくなり夕食後にデッキへ。
すっかりこの船のファンになってしまいましたね♡と、円型のバーカウンターで支配人を囲み賑やかに過ごした最後の夜。

guntû ****


待ち望んでいた色。

空と海、そして瀬戸内の島々の稜線が美しい。

デッキでごく軽いお昼ごはんをいただいた。
家族は小盛りのガンツウカレー。
「ガンツウ」とは、地元の漁師さんたちが仕掛ける網の中に、 時折紛れてしまう青色の小さなカニのこと。 ワタリガニに比べると身は少ないけれど、味噌汁や鍋に入れると、 美味しい出汁がとれるそう。
私はご飯より具材が断然多いちらし寿司をお願いした。

船にはトリートメントの施設もある。
客室同様、ここが船の中だと思えないゆったりした空間だった。
何より施術が良くて(個人的に好みな力加減で)、後からの揉み返しもない期待以上の時間だった。

guntû ***


6:30am
宮島沖で錨泊した朝。

テンダーボートに乗って宮島の朝散歩に出かけた。

宮島へ渡るフェリーも動き出していない時間の散歩。
メインの観光の道ではなく裏道を通って厳島神社を目指した。
宮島に纏わるお話を聞きながら、途中、急な階段を登り高台の上にある天心閣という珈琲屋さんで休憩。
最後にはもう一度テンダーボートに乗り込み鳥居を沖から眺めるという貴重な機会。

船尾を真正面から見ると、まるで戸建住宅。

やっぱり早起きは得した気がする。
船に戻った頃から、空が青く、海も青くなってきた。
待ち望んでいた色に今日は会えるかもしれないと期待が膨らんだ。

ダイニングでの朝食は、ワタリガニの味噌汁はじめ瀬戸内の旬のもの。
どれも飾り立てたものは無く、きちんと丁寧においしい。そんな印象の朝食だった。

2018/09/15

guntû **


傾きはじめた日が差してきたころ、遠くからやってきた小さめの船。
それは漁師さんの船で、新鮮な海の幸が届けられたのだった。

デッキにて、届いたばかりのタコを料理人の方々がお刺身としてご用意してくださった。
日本酒も振舞われ、夕食前の空腹も手伝って、それはそれはおいしい。

瀬戸内でとれた魚介だけにこだわったお鮨。
職人さんの背後には海と島々がゆっくりと流れていく景色があって、それを眺めながらの夕食はいつもより自然とお酒のペースも早くなるのだった。

guntû *


瀬戸内 船の旅へ。
乗船の前にいただいたこのドリンクが忘れられない。
「瀬戸内で採れた いく種類かの柑橘をグツグツと鍋で煮込んで、それを炭酸で割ったもの」と説明を受けた。

船内は堀部安嗣氏による設計。ここが船の中であることを度々忘れてしまうような内装。

この日まで散々心配し続けていた雨も上がった。
町並みが間近に迫る尾道水道を通り、船は静かに穏やかに出航した。

2018/09/12

Liaison


夕食に誘われてレストランへ、まいちゃんと。
年に二回、家のことを家族に任せて夕方から出かけさせてもらっている。
最近ではひと季節に一回、子供たちが寝る支度をしてから近くのお気に入りのBARに出掛ける事もある。
そこでは決まって私たちは子供扱いされてしまう。

この夜は、十代の終わりに並んで歩いた道を 以前と変わらず少し早めの歩幅で一緒に帰ってきた。話が尽きなくて、もう一周したいところだったけれど..
彼女とはいつまでもこうありたい。

家庭料理倶楽部


先月、持ち寄って食べたお昼ごはんが気軽で楽しくて第二回の日はすぐに決まった。
お互いに構えてしまったり、頑張り過ぎないところがいいらしい。

餃子とクラゲの和え物をご用意してくれていて、私は野菜の一品とフルーツのデザートを。
これはどうやって作っているのか、どこで材料を買ったのかと、あれこれと尋ね合う。
まるで小さい時に母親たちが会話している内容と同じで、後からおかしくなった。

大人になって、また一人大好きな友人が増えて嬉しい。

2018/09/11

すやの栗きんとん


今年もこの季節。

一人2個まで!と決めても10個入りがあっという間に空箱になる悲しい現実。

2018/09/01

10月のレッスン


10月のレッスンのお知らせです。

merci mille fois ■ Leçon Octobre 2018

*「季節の野菜とズワイガニのカッペリーニ」
カッペリーニというとトマトを思い浮かべることが多いと思いますが、季節の野菜で。
水っぽくなったり、逆にゴワゴワしてしまうという失敗の無いように作ります。

*「仔羊の猟師風」
鶏肉でも代用できる普段の食事に取り入れやすい一皿のご紹介です。

・デザート:栗のお菓子
・ワイン 又は ソフトドリンク
・食後のお茶

*印を実習で作ります。
デザート、ワイン、ソフトドリンク、お茶をご用意しております。

■レッスン日
10/24(水)
10/25(木)
10/26(金)
10/29(月)
10/30(火)

■時間
10:00-14:00
※終了の時間は多少前後いたします。

■場所
大阪市北区中之島

■レッスン人数
3~4名さま

■受講費
7,000円

■お申込み
初めてご参加の方は、メール(atelier@merci1000.com)にてお申し込みください。
・お名前
・ご住所
・お電話番号
・メールアドレス
・ご希望のレッスン日(複数あげて頂きますと大変助かります)
・ご紹介の方(いらっしゃれば)
以上の項目をお知らせくださいませ。

メール受信後、レッスン日、詳しい教室へのアクセス、
その他連絡事項等をこちらから返信させて頂きます。

通常 メールをいただきましたら、2日以内に返信いたしますが、
万一、2日以上経過しても返信がない場合は、再度ご連絡をいただけますと助かります。

■お支払い
初めてご参加の方は、お申込後に受講費のお振込をお願いいたします。

■キャンセルについて
キャンセルはご遠慮ください。
材料手配の都合上、6日前〜前日までは受講費の半額を、
当日は受講費の全額をお納めいただくようお願い申し上げます。

その他ご不明な点がございましたら、遠慮なくお問合わせくださいませ。
中之島での通常のレッスンは10月をもって最後となります。
ご参加をお待ちいたしております。

merci mille fois
板倉みか