乾杯は船上で rosé. 奉拝船に乗るという 初めての機会。 首には冷却アイスを包んだ手拭いを巻きつけて、上品なお弁当をいただいた。 「暑さを楽しもう!」と仰る主催者の言葉を思い出しながら、よく冷えたビールと唐揚げの組合せが最高だった。 |
西の空はピンクからむらさきへのマジックアワー。 東の空には月がのぼりはじめた。 船には司会をする落語家の方も乗船されていて、天神祭にまつわるお話を色々と織り交ぜながらのおよそ3時間。大川をたくさんの船が行きかい、途中神様の乗った船ともすれ違う。 |
いくつもの橋の中でもこの橋が一番低かったように思う。簡単に手で触れてしまうほどに。橋の下には乗船した芸妓さんの千社札が数えきれないほど貼られていた。 |
かがり火船とすれ違う時の熱気といったら。 |
浴びるような花火。光と音が同時にやってくるという、こんなに間近での花火は初めて。圧倒されてぽかんと口を開けて見上げていたら燃えかすらしきものが口に入ってくる。 |
とにかく暑かったけれど、久々の浴衣を着て(いや正確には着せてもらって)この夏一番の思い出になる夜だった。 |