2020/01/03

PARK HYATT KYOTO


元旦は義理の母を訪ねたり、自宅でゆっくり過ごしたり。三日から京都へ向かう。
写真は高台寺から眺めた八坂の塔。

PARK HYATT KYOTO
昨年秋にオープンしたばかり。

ロビーはそれほど広くなく、どちらかというとこじんまりしている印象だったけれど、細部が美しい(結構お金がかかってそうな)内装だった。

客室からも八坂の塔が見えて、ホテルの正面玄関を一歩出た二寧坂の喧騒が嘘のように、心にすっと静けさが戻る景色だった。

元々、料亭があった敷地を、料亭の建物と庭を活かしながらこのホテルの計画は進んだのだそう。既存の建物の一部を保存、移築。周囲の景観と合わせた瓦屋根の建物と庭を点在させて、回遊するように客室まで繋がれていた。

BARも良かった。京都を程よい高さから一望できて、ライトアップされた八坂の塔の向こうには京都タワーも。対照的な二つの塔が共存している夜景。

BARでオーダーするレパートリーを持たない私はこの夜もソルティドッグだった。

一日目の朝食は洋食のレストランでのビュッフェ。こちらはあまり好きな感じでは無かったから、残念。ホテルに泊まった時の朝食は期待してしまうから尚更。

二日目の朝食は和食を。こちらは満足だった。品数や華やかさではなく、白米がきちんとおいしい。そういうのが嬉しいのだと思う。

想像していたよりも建築が素晴らしかったのは何故だろうと話しながら大阪に戻ってきた。数日後、新建築という雑誌に紹介されているのを見つけて、いろいろ謎が解けたところ。